私たちの取り組む課題
私たちコムスタカ―外国人と共に生きる会は、外国籍住民・外国出身住民(以後移住者)が抱える、在留資格、雇用、社会保障、DVを含む夫婦間のトラブル、子どもの教育等多岐に渡る問題を当事者と一緒になって解決する努力をしています。
移住者のための無料人権相談や生活自立支援、移住者問題に関する講演・映画会・学習会などの啓発活動、多文化共生社会の実現をめざして行政関係機関への政策提言などがコムスタカの主な活動です。
なぜこの課題に取り組むか
日本社会の少子高齢化と人口減少の進行に伴い、日本で働き生活をする移住者は増加し続け、既に300万人に達しています。日本政府も、2019年4月より「特定技能」という新しい在留資格を創設し、外国人労働者の受入れへと政策を転換し、日本に暮らす移住者のさらなる増加が見込まれます。しかし、日本政府は定住を前提とした移民政策をとらず、定住を認めない日本の都合による場当たり的な「外国人材」の受け入れ政策にとどまっており、地域社会に存在する外国籍(外国出身)住民を未だ存在していないかのように扱っています。
日本社会には移住者に対する差別や偏見が根強く存在し、同じ地域社会の住民であるのに外国籍また外国出身というだけで、日本人と同じように保障されているはずの権利が行使できないでいたり、また保障されるべき権利が保障されていないことが多々あります。このような国籍や出身、言語によって生じている社会の不均等を解決すべきと考えます。
寄付金の使い道
寄付金または年会費は、妊娠・出産、労働災害、解雇、DV、住居困難、災害などにより困窮した移住者への支援にともなう費用およびニュースレター等の印刷・郵送費、啓発イベント等の運営費 などに使わせていただきます。
年会員と寄付の違い
- 年会員になる:年会員になって下さった方には年数回会報をお送りいたします。
- 寄付をする:寄付をしてくださった方で会報をご希望の方はご連絡をお願いします。