私たちの取り組む課題
子ども達の現状
小中学生の不登校は過去最多約29万人 (クラスで約2人が不登校)
(令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について - 文部科学省)
- 友人関係がうまくいかない
- 不本意な入学によって気力をなくしてしまった
- 勉強についていけない
- 自分の個性をうまく出せない
- 経済的に通うことができない
などの理由で不登校になってしまう小中学生は、およそ30人に2人いるとの統計がでています。
上記のように明確な理由がある場合もありますが、コロナの流行以降、
明確な理由がない不登校も増えており、その場合対応も難しい場合が多いです。→理由が本人にもわからない場合がある。
不登校になると、自分に自信が持てない状態が続きます。
そうすると部屋を出なくなり、生活習慣が乱れ「引きこもり」状態になる恐れがあります。
また、それをそのまま放置すると、社会で自立することが困難になっていきます。
その他にも、ヤングケアラー、トー横問題など、若者たちの孤立が急速に進んでいます。
なぜこの課題に取り組むか
私たちがこの課題に取り組む目的は、不登校の長期化を防ぎ、孤立する若者を少しでも減らし、社会に繋げていくことで、若者1人1人が輝けるようにすることです。
当会の生徒や相談に来る方、子ども達は皆、個性的であったり、尖った才能を持っていたりと様々な子がいます。
しかし、本人がそれに気づいていなかったり、本当の自分の出し方が分からなかったり、周りが受け止めきれなかったりと孤立し、自信を失っています。
そうなると学校や親と上手く行かず、不登校やひきこもり、家出や非行などにの孤立した状況になってしまうことがあります。
そこで当会では、皆が安心して自分を出せる「居場所」が必要だと考えます。
様々な事情を持つ不登校やひきこもりの経験がある同年代と一緒に過ごす中で、個性を育み、自分に自信を持てるようになること。
その次のステップとして、社会で必要なマナーやスキル、自分の生きる目的、目標を持ち1人1人が輝ける社会を目指す必要があると思います。
寄付金の使い道
・講演会開催費用(毎月実施)
目的:引きこもりの子供たちに対する対応の仕方、ノウハウ伝授
・教室運営費
目的:備品の向上、引きこもり訪問費用
・生徒の課外活動(ボランティア活動の参加費)
目的:課外活動を通して自分の自信を高める
・若者支援として困窮する若者への学習支援無償化
→新規事業として、トー横などに集まる親を頼れない若者に対し、高卒認定試験の学習指導などの無償化