事業の目的
僕らの夏祭りは、2011年の僕らの夏休みProject初開催時から必ず一緒に開催してきたイベントです。
僕らの夏休みProjectが
・小学生×大学生
・小学校の校舎を使った活動
であるのに対して、僕らの夏祭りは
・小学生×大学生×地域住民
・地域の公園や広場など開かれた場所を使った活動
という違いがあります。
子どもたちだけでなく小学校を卒業した地元の中高生や、おじいちゃんおばあちゃんを含む保護者の皆さん、そして近隣の事業者の方まで幅広い年代の方々が、共に夏の風物詩であるお祭りに集います。
2011年度の開催当初は東日本大震災が起きた直後で、「子どもたちが夏に楽しむことといえばお祭りだよね!!」という思いが強かったこのイベント。
やってみると
・仮設住宅などへ避難したことで関わりが持ちづらかった方々同士が再会し地域コミュニティが育まれる
・僕らの夏休みProjectを経験して卒業した地元の中高生が大学生と再会する機会になる
・僕らの夏休みProjectのOBOGである社会人メンバーも活動時に出会った方々と再会でき第二の故郷となる
・お子さんのいないご夫婦やおじいさんおばあさんたちも地元に住む子どもたちと交流でき、知り合いができることで地域ぐるみで子どもたちを見守れる
など、様々な方に喜んでいただける可能性が見えてきました。
子どもたちや若者が先生と保護者の方以外にも様々な大人の姿を見られること、そして地元に愛着を持ち「また帰ってきたい」と思えることは、彼らの人生を豊かにする大きな要因になり得ると私たちは考えます。
異業種の大人たちが一気に集まること、
盆踊りや装飾により地域の歴史や伝統を色濃く映し出せること、
子どもや若者も気軽に参加しやすいこと。
「祭り」というイベントが持つ固有の強みを活かしながら、それぞれの地域で夏の思い出を紡ぎます。