私たちの取り組む課題



課題①高齢化率の抑制は困難(廃校リスク)
- 姫路市の中で、高齢化率が高く40%を超えています。小学生の人数は60人と廃校リスクがあるものの、調整区域のため移住定住先にも挙がらない。
課題②筍生産危機(地域文化消滅リスク)
- 姫路市の特産物である「太市の筍」として、全国的にも有名です。しかし、生産者の大半が70歳前後であるものの、その担い手が確保されていません。組合がアンケート調査したところ、令和10年には半減することがわかりました。
課題③若者家族との世代間交流がない(孤立・孤独)
- 太市は高齢者への支援を手厚くする必要があることから、こども支援できる人手と予算がありません。そのことから、大規模な公園やバーベキューサイトなど魅力的施設があるものの子どもや若者との交流できるイベントが少なく、閉鎖的な生活環境となっています。
なぜこの課題に取り組むか



理由①太市の筍文化を消滅させない!!
- シニア世代は太市の筍を誇りとし、一生懸命に生産維持しています。しかし、廃校リスクがある地域に若者家族が移住定住することは、考えにくく、担い手への継承する機会がありません。
- 太市に関係人口を増やすファンづくりが必要と考え、竹資源を活用した体験イベントや竹クラフトなど新たな事業を展開することで、太市の筍文化の魅力が再認識されます。
理由②地域内外の人と人とがつながる機会を作る!!
- 自治会が希薄していることで、子ども会の開催も危うく、秋祭りの神輿の担ぎ手の確保にも苦慮しています。
- シニア世帯も多いものの、地区内に老人ホームはなく、安心して生活できる環境ではありません。
- 世代間で助け合う心を育成しなければ、孤立・孤独となり、活力あるLIFEを送ることがてきず、住み続けたくないまちとなります。
- そのことから、こども食堂を開催し、地域住民ボランティアや高校生などと協働し、助け合う心を育むための防災学習や竹資源を活用した食事を提供することで、関わる方々の活力が向上します。
寄付金の使い道



事業①太市地域ファンづくり
- 地域外や市外の若者や子ども、障害者などを対象とした、体験イベントを開催します。
- 春~筍収穫体験、夏~流しそうめん体験、秋~竹林整備体験と竹ランタンづくり、冬~竹パンづくり防災デイキャンプ
- 寄付金は、資機材の購入費、障害者に配慮した施設整備費、障害者施設への出前旅費に使用いたします。
事業②姫路観光地での竹あかりの製作展示
- 太市の魅力を発信するために、姫路城や書写山円教寺などの観光地で竹あかりを展示します。
- 竹あかりの製作は、子ども食堂参加者や小学校、福祉施設と協力し、助け合う心を育みます。
- 寄付金は、LED照明器具費や施設使用料、旅費や運搬車リース費に使用いたします。