私たちの取り組む課題



🟣 “ひとりぼっちのしんどさ”がつづく社会
→ 孤独・孤立で「寂しい」「辛い」「不安」を抱える人が増えています。
🟢 “運動機会や外出機会のない”社会
→ 子どもから社会人、高齢者まで、運動不足と健康への不安が日常化しています。
🔵 “誰かを支える人が、限界寸前”な社会
→ 仕事と介護・看病を両立する人(ビジネスケアラー)が、相談先もなく苦しんでいます。
なぜこの課題に取り組むか


◆「寂しい」「辛い」「不安」——孤独・孤立の背景
社会とのつながりが弱まると、人は自分の存在に意味を感じにくくなります。
高齢者の一人暮らし、育児や介護に追われる人、心の病と向き合う人…
そんな人たちにとって、「そこに行けば誰かがいる」場所があるだけで、
明日への希望や安心感が生まれます。
だから私たちは、誰でも来られる地域食堂や、自由に話せるカフェを運営しています。
一緒に食事をして過ごす時間が、全ての方にそっと寄り添う力になると信じています。
◆「運動したいのに出来ない」「外にでるきっかけが無い」「健康でいたい」——体を動かす機会の喪失
子どもたちの遊ぶ場所は減り、働く世代は忙しさに追われ、高齢者は家に閉じこもる…。
そんな現代で、“動く楽しさ”や“人と関わる喜び”はどんどん減っています。
だから子どもも大人も全力で楽しめるスポーツイベントや、地域の高齢者サロンでの体操講座など、身体と心を元気にする活動を行っています。
動くことで、生きるエネルギーが自然と湧いてくる、そんな活動を習慣化させたいです。
◆「苦しい」「どうしよう」——支える人が、孤立しないように
介護や看病、家族の問題を抱えながら働く人(ビジネスケアラー)は、
自分自身のケアが後回しになります。
相談できず、仕事も家庭も限界ギリギリ…そんな現状がたくさんあります。
だから私たちは、活動の中にさりげなく「相談できる関係」をつくり、
事務所でも支援の入り口を用意しています。
“支える人が支えられる社会”を目指し、小さな仕組みから変えていきたいのです。
🌟根底にある私たちの想い
「困ったときは、顔が思い浮かぶ誰かがいる」——そんなつながりを増やしたい。
孤独・無関心・自己責任論が広がる日本で、もう一度“人とのつながり”の価値を取り戻す。
その先に、健康、安心、未来があると考えています。
支援金の使い道



🔹 活動を広めるためのパンフレット制作費
多くの方にきなねの活動を知ってもらうために、パンフレットを制作・配布する費用に充てさせていただきます。
🔹 誰でも参加できるイベント運営費
子どもからシニアまで、世代を超えてつながることができるスポーツイベントや地域食堂などの“出会いの場”の開催・運営費に活用します。
🔹 講座・出張開催の交通・運営費
地域からのご依頼で開催する「認知症カフェ」や「健康講座」などへの講師派遣にかかる交通費・運営費として活用します。
🔹 ビジネスケアラーを支える居場所の運営費
介護や看病と仕事を両立する方が、「もしかして私も…」「ちょっと話を聞いてほしい」と感じたとき、ふらっと立ち寄れる“相談と休息の場”の運営に使わせていただきます。