私たちの取り組む課題
学校へ行けなくなったと聞いた時、どうすればよいと考えますか?
「フリースクールに変えよう」「家で勉強しよう」そう選択すればいい…
当事者の私たちもそう考えていました。しかし、現実はそんなに容易ではなく
親も子も家から外へ出られないほどに精神的にダメージを受けているケースが多いのです。
なぜこの課題に取り組むか
また、不登校の専門的な相談機関や支援機関が不足、
学校以外の学びの場であるフリースクールも僅かしかありません。
学校はもちろん、行政等からの情報提供も少なく、
不登校にある親子は、ますます社会から孤立した状態に陥ります。
具体的に子ども達の生活の問題としては、
①学びの機会が奪われること ②体力・栄養不足等の健康面
③社会性を培うコミュニケーションの機会の減少
が懸念されます。そして、実際にこれらの課題は主に母親に負担が課せられます。
片親家庭や共働き家庭ともなると更に深刻な形となります。
寄付金の使い道
フリースクールを作りたい、と思っていました。
しかし、実際に活動を始めてみると、それ以前に不登校にある親子のサポートが必要だと感じました。
居場所を作り、そこで様々な人と出会うことで子どもが「不登校は自分だけじゃなかった」と知れます。
親は、同じ境遇の人と話すことで新たなヒントを得られます。
きみの森は、
個々により課題や問題が異なる親子に対して、ゆっくりと丁寧に関わることを大事にします。
また、同じ不登校支援先と連携を取り、親子に必要な情報提供にも努めます。
出来る範囲で行政にも働きかけ、生の保護者の声を届けていきたいと思います。
頂いたご寄付は、居場所の運営の為に使わせていただきます。
きみの森の活動は小さく、ささやかですが、
少しでも地域社会が良くなっていく為の歯車の一部となれるように頑張りたいと思います。
どうぞ、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い致します。