私たちの取り組む課題
ミッション1:子どもたちの教育環境の向上
・子どもの安心して過ごせる居場所の確保
・多くの体験機会、学習機会の創出
ミッション2:子どもたちの貧困問題の解消
・「子どもの居場所」、「子ども食堂」の創設
・地産地消による六次化産業(カフェ)により獲得した運営資金を教育資金へ還流
ミッション3:子どもたちと地域との交流機会の創出
・赤ちゃんから老人まで、多世代が交流できる場所の創設
・地域(民間)と学校(行政)が課題を共有・連携し、多世代間の交流を通して、 子どもたちが郷土文化に触れる環境の創出
なぜこの課題に取り組むか
1.子どもたちが安心して過ごせる環境作り
・どんな子どもでも安心して過ごせる居場所
・学習や体験を強制する場所ではなく、第1義的な目的は、
子ども自身が「自分はここにいても良い」と感じ、安心できる居場所の提供。
・空間要素のゾーニングを行うことで、それぞれの子どもの状態に応じた対応を可能にする。
・広い芝のスペースがあるため、外遊びも活発にでき、多世代の交流も可能にする。
2.地域資源を活用し多世代が交流する居場所
•方言と島の伝統文化の継承
①伊良部島の古謡、三線(方言による指導)
元ツカサンマ等の協力を得て、島の古謡や三線等を体験し学ぶ機会を作る
→ 旧正月・旧盆・海神祭などで演奏する機会を作り地域の伝統を体験し、
コミュニティへの帰属感を体感する機会の創出
②木製サバニによる舟漕ぎ(方言による指導)
地元漁師やマリンガイド等の協力を得て、木製サバニ(帆船)を体験し学ぶ機会を作る
→ 子供達だけで池間島までサバニでいく計画を立て、先人の航海術や操船技術を学ぶ機会を得るとともに、
目標設定や達成感を獲得する機会を創出
③畑での農作物栽培や天然ハーブの採取(方言による指導)
地元農家等の協力を得て、黒豆、粟、麦等、農作物の栽培と収穫及び製品化を体験する機会を作る
→ 島の作物の栽培を通じ、継続力、忍耐力、収穫の喜びを獲得し、
製品の六次化を通じ付加価値創造の過程を体験することで、情操教育の機会と経済活動体験の創出
3.自主事業による収益獲得と事業継続
①カフェ事業
・施設建物の一部にカフェを併設。
・佐良浜港で水揚げされるマグロ、カツオを使ったメニュー及びお土産品を開発し地域内消費を向上させる。(六次化事業)
・伊良部島で収穫された農作物を使用したメニュー及びお土産品の開発。(六次化事業)
②子ども食堂の運営
・地元企業の寄付や、カフェでのチケット販売を通じ、子どもが無料で食事をとれるように運営する。
③レンタルスペースの運営
・休業日や営業時間外にカフェスペースを時間制のレンタルスペースとして貸し出す。
・習い事教室、セミナー、時間制のレンタルスペースとして貸し出す。
※上記の事業を運営費用補助がある3年間で軌道に乗せ、自走できるようにする。
寄付金の使い道
・子どもの居場所運営費用
・子ども無料の「あやぐ食堂」運営費用
地域に住む子ども達への食提供をする事で、子ども達の環境面での困難さを知り、
その子にとっての良いサポートができる様、適切な対応と支援先へつなげる活動。
・地域の交流の場と伝統文化継承のための「佐良浜盆踊り」開催費用
地域に住む子どもからお年寄りまで、多世代が交流をする場を創出し、伝統文化の継承や島愛を育む活動。
・子どもたちへの様々な教育体験活動費用
三線体験、サバニ体験、農業体験、漁業体験、スポーツ体験指導、パソコン体験指導等