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私たちの取り組む課題

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(1) 総合福祉施設である「職業訓練センターの運営」

カンボジア王国政府と協働し、プノンペンにある職業訓練センターを運営しています。センター内には職業訓練を行う建物のほか食堂や寮もあり、地方から技術を学ぶ機会を求めて単身上京してくる身体障がいを持つ若者は、訓練生仲間と共同生活を送りながら安心して学ぶことができます。また医師の診察やリハビリテーションなど専門的なケアや、車いすなどの補助器具の調整や修理なども行っています。


(2) 若者が技術を身につける「職業訓練」

障がいを持つ若者を対象として始まり、第4期生からは極度に貧しい家庭の若者も対象となりました。現在は第26期生がバイク修理コース、縫製コース、TV・ラジオ修理コースの3コースで一年間の職業訓練を受けています。どのコースもプログラムの後半に実習があり、学んだ知識を実践してから修了することが特徴です。修了後は就職や故郷へ戻って小さな店を開くなどさまざまですが、累計就労率は90%以上です。センターの職員はフォローアップも行っており、店が開店できる状況か確認したうえで商売道具となる道工具類を渡すため、訓練生はすぐに商売を始めることができます。


(3) 子どもたちが健康的に生活し教育を受ける「養育事業」

内戦で親や家族を失った子どもたちや、衣食住がそろわない非常に貧しい家庭の子どもをセンターに受け入れました。子どもたちは訓練生と共に生活をしながら、近隣の小中学校に通っていました。入寮していた最後の子どもが大学を卒業し、センターで職員として働いています。

なぜこの課題に取り組むか

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私たちが活動を始めたとき、約20年にわたる内戦の爪痕がカンボジアに街並みにも人々の生活にも色濃く残っていました。カンボジアに多数の地雷を残し、保健医療や教育などの社会基盤に深刻な影響を与えた内戦。多くの人が家族の労働力に頼る小規模農業で生計を立てていたため、地雷やポリオ(小児マヒ)の後遺症から身体に障がいを持つ若者たちは、「一人前の大人になったら、自分は幸せな暮らししていくんだ」というありふれた夢さえを見ることができず、未来への希望を持つことができていませんでした。戦争で親や家族を失った子どもたちや、衣食住が満足にそろわない非常に貧しい家庭の子どもたちも大勢いました。JCIAを設立した山田二三雄会長にとってこれらは自らが経験した戦後の日本の姿と重なり、JCIA設立後はカンボジアの人々と活動してきました。


それから30年。低所得国だったカンボジアは中所得国となり、人々の生活も目に見えて向上しました。子どもや若者の人口がとても多く、内戦の直接的な影響を受けた人々は減ったように見えます。他方で、貧富の差や地域格差は拡大し、家族を助けるために学校を中退する子どもたちは決して少なくありません。障がい者施策も発展途上であるという側面もあります。


すべての子どもたちと若者が自らの可能性を伸ばすことができるまで。長い時間カンボジアの人たちと共に歩んできた私たちだからこそできることが、まだまだたくさんあります。2025年に新しい理事長を迎えた私たちは、これからもカンボジアの人たちとともに活動していきます。

支援金の使い道

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職業訓練センターの運営や、職業訓練で使う教材や訓練修了後に修了生が使う道工具類の整備、入寮している訓練生の食事や医療ケアなどに、大切に使わせていただきます。

〒1130034

東京都文京区湯島三丁目28番18号アド・ホームズ105号室

0358079824

代表:笠原久芳

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