私たちの取り組む課題
BECAMEは化学流産/中絶/流産/死産/新生児死/乳児死などを経験した
すべてのお母さん、お父さんをサポートするために設立しました。
私たちBECAMEは、我が子とのお別れ後の心のケア、利用できるサポート制度不足の課題の現状に取り組んでいます。
日本では年間2万人以上の赤ちゃんが亡くなっていますが、喪失を経験したお母さんやお父さんが適切なサポートを受ける機会は限られています。
心のケアや産後のフォローアップを受けられる環境が整っていないため、多くの親が孤立し、心の回復に時間を要することが少なくありません。
さらに、育児休暇制度が充実している一方で、妊娠12週以降の流産・死産を経験したお母さんお父さんは育児休暇制度の取得が出来ません。
そのため、心と身体の回復をするための十分な時間・休暇を確保することが難しい状況です。
こうした課題を解決するために、心のケア、サポート制度が溢れる世界の実現を目指しています。
なぜこの課題に取り組むか
私たちがこの課題に取り組む理由は、喪失を経験した全てのお母さん、お父さんが適切なサポートを受け、心の健康を回復する権利があると信じているからです。
我が子とのお別れは非常に辛い経験であり、その悲しみと向き合うためには様々なサポートが不可欠です。
心のケアが提供されることで、自分自身を責めることなく、少しずつ生きる力、ゆっくりゆっくりと歩んでいく力を取り戻すことができます。
また、年間2万人以上の赤ちゃんが亡くなるという事実の認知度を高めることも、私たちの重要なミッションです。
この現状が広く認識されることで、社会全体が喪失を経験したお母さん、お父さんに対する理解を深め、サポートの輪を広げることができ
寄り添ったコミニケションを行うことが可能になります。
さらに、行政への働きかけを通じて、心の回復を目的とした休暇制度の整備を推進し、必要な時間とサポートを得られる環境を作り出すことを目指しています。
私たちBECAMEは、喪失を経験した全てのお母さん、お父さんに寄り添い、心のケアがいつでも手軽に受けられる存在であり続けます。
そして、心の回復のための時間を確保できる社会の実現に向けて、日々努力を重ねています。
皆様の温かいご支援が、この重要な取り組みを支える力となります。
寄付金の使い道
ご支援いただきました寄付金は、団体の活動資金として以下の使い道として大切に使わせていただきます。
▼寄付金の使い道
・ガイドブックの印刷費(赤ちゃんのお見送りガイドブックの製本化を行っています)
・オフラインイベントの運営費
・BECAMEを知っていただくための広告宣伝費
・おはなし会ボランティアの方への謝礼
ぜひ皆さまからの温かいご支援お待ちしております。