私たちの取り組む課題
小さないのちのドアは
思いがけない妊娠によって途方に暮れている女性や
もう育てられないと追い詰められている女性のために
24時間365日いつでも相談できる場所です
中絶や虐待によって奪われる小さないのちを守るために
また中絶による傷や思い悩み苦しんでいる女性を守るために
小さないのちのドアはあります
保険証なくても大丈夫です
診察料いりません
神戸駅や三ノ宮駅などからのタクシー代は払います
いつでもどんな方法でもいいから相談に来てほしい
できるだけ敷居を低くして
だれでもいつでも相談できるようにと開設しています。
社会に見捨てられた
社会は冷たい
ドアに来る女性は
そう感じている方が少なくありません。
でも温かい社会があることを
温かい本当の愛があることを
傷ついた心が癒され
幸せに生きていく道を探すことができることを
伝えることを大切にしながら
小さないのちと思い悩む女性たちに向き合い
中絶や虐待によって奪われるいのちがなくなっていくことを願って活動しています。
なぜこの課題に取り組むか
知っていますか?
1か月に1~2人、生まれたばかりの赤ちゃんが公園のごみ箱や側溝に捨てられていることを。
知っていますか?
1日に4~5人の赤ちゃんの誕生に対し、1人のいのちが中絶によって奪われていることを。
この世に生まれずして絶たれるいのち
そして生まれてすぐに殺害されるいのちのニュースが後を絶ちません。
厚労省の虐待死の検証結果では平成28年に生後0日で殺害された赤ちゃんは1ヶ月1人以上いるとされ、
加害者のほとんどは母親です。
人工妊娠中絶は年間約17万人。実数はその2倍~3倍ともいわれています。
毎日たくさんの小さないのちが奪われているのです。
安易なセックスによって始まる悲劇のストーリー
誰にでも起こりうる可能性があります
多くの小さないのちが奪われるとき、
同じだけ多くの女性が傷ついています。
中絶による傷は想像以上に一生に影響を及ぼします
また虐待の背景にある女性の生きてきた人生や背景にあるものを知ると
心痛めることがたくさんあります。
どこかで相談することが出来ていたならば
事件を起こすことはなかったのです。
また、中絶しか選択できない状況を回避することも出来たかもしれません。
だれにも相談できないと途方に暮れている女性が駆け込め場所があれば、救われるいのちがあるはずです。
17年前からは性教育グループ「いのち語り隊」を立ち上げて、
昨年は150か所で講演を行うなど、いのちと性の大切さを伝える活動をしています。
しかしながら、たくさんのいのちが奪われている現状を見ると
妊娠に気が付いていても誰にも相談できず途方に暮れている女性や、
出産したけど育てることができず追い詰められている女性と小さないのちを守るために
直接支援の手が必要だと痛感し、小さないのちのドアを開設しました。
小さないのちが大切にされ守られる社会に
思い悩み苦しんでいる女性が幸せになれる社会に
そんな社会の実現を目指し
目の前のいのちにこれからも寄り添い向き合っていきたいと思います。
寄付金の使い道
相談に来られる方々の支援のために
・交通費の支援(タクシー代や公共交通機関の交通費)
・妊婦健診費用(未受診等で助成券等もない場合の健診費用)
・産後ケア入院費用(休息する必要がある場合、産後ケア入院につないだ場合の自己負担分)
マタニティホーム建設費用のために
その他、必要な経費のために