私たちの取り組む課題
ハッキョサラン一口千円運動CMを作成しました。是非ご覧ください。
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茨城朝鮮初中高級学校(ウリハッキョ)は本州の実に45%にあたる広範な学区(北関東、東北)を持ち、これまで約3000名の学生が学び、同胞社会の担い手として羽ばたいていきました。
ウリハッキョは朝鮮半島にルーツを持つ、在日同胞子弟のための教育機関です。
当校では民族的アイデンティティ形成を軸に、人間力と学力を育む教育に重点をおいています。
豊かな民族性を育む民族科目と日本の学校教育に準じた教育を行い、民族の言葉、文化、歴史を学ぶとともに日本や世界各国の社会、歴史、自然、言語を学びます。
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」をスローガンに掲げ、他者との関わりの中でリーダーシップとコミュニケーション能力、探究心、思考力、判断力、表現力を育み、総合的な人間力、学力を高める教育を行っています。
また、当校は初中高の一貫校であるため、初級部1年生から高級部3年生までが同じ校舎で学び、運動会や各種学校行事も共に行います。
そして高級部からは広範な学区から学生たちが入学するため、学生たちは親元を離れ、寮生活をしながらウリハッキョで学びます。
そのため自然と上級生は下級生を助け、共に遊び、喜びも悲しみも共有し、全校生がとても仲の良い家族のような温かい関係を築いております。
「同胞社会・日本社会・南北朝鮮・国際社会の現在と未来を輝かせ、そして繋ぐ。」茨城朝鮮初中高級学校へのご支援ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
なぜこの課題に取り組むか
茨城の朝鮮学校(ウリハッキョ)の歴史は1953年4月15日、生徒数17名から始まりました。
戦後、生活環境や経済環境がとても厳しいなか、1世が何よりも先に始めたのが子どもたちのための民族教育でした。
1世の計り知れない同胞愛、2世の惜しみない努力で歴史を刻み、後代を想うバトンを今では3世、4世が繋ぐウリハッキョ。
民族教育は在日コリアン児童の幸せ、温かい在日同胞社会を紡ぐ生命線です。
歳月は流れ、時代は移れど、変わることなくウリハッキョは同胞社会の拠り所、心の故郷として存在し続けてきました。
当校は今年、創立70周年を迎えました。
ウリハッキョが70年の年輪を重ね、今日も子どもたちが笑顔で学校に通えるのは、保護者をはじめとするたくさんの同胞、卒業生、日本の友人、海外の同胞のご支援の賜物です。
しかし、民族教育を取り巻く環境は、日に日に苦しくなり、国からの助成は一切なく、公的な教育助成対象からも除外され、学校運営の大半は、有志の方々からの寄付金でどうにか賄われているのが現状です。
学校運営は困難に陥っています。
このページをご覧になってくださっているすべての方々へ心からのお願いです。
茨城朝鮮初中高級学校、ウリハッキョへのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
寄付金の使い道
学校運営、教育環境の向上、施設維持費に使用させていただきます。
*本校への御寄付は、寄付金控除の対象になりませんので、予めご了承ください。