事業の目的
特殊詐欺とは…「演劇制作のプロセスを詐欺行為に転用したもの」
主犯が台本を作成、部下を様々な役柄に配役して稽古を積み、電話の声だけで騙し金やキャッシュカードを奪い去っていく。
まるで映画やドラマの新作が誕生し続ける様に、詐欺犯の数だけ時代の変化に合わせて手口が無限に増殖を続けていく…これが特殊詐欺です。
そこでプロの表現者が、詐欺グループ以上に熱い芝居で高齢者の高い共感力に強く訴え、ネックとなる「他人事」の感覚を「自分事」に変えます。防犯力の土台は特殊詐欺の被害を「自分事」にできるかどうか。防犯演劇でそれを身に付けていただきます。
これまでの活動
「防犯演劇」実績
- 2017年 大阪:6件
- 2018年 大阪:6件 横浜:1件
- 2019年 大阪:2件 横浜:10件
- 2020年 横浜:3件
- 2021年 横浜:8件
- 2022年 横浜:7件
これまでの事業成果
◆地域の防犯力の維持に必要な「繋がり」!
活動を通じて様々なステークホルダーと繋がる事が出来ました。
「防犯演劇」で身に付けたシニアの皆さんの「防犯力」も平和な時間が続けば薄らぎます。【表現のチカラ】とシニアの皆さんとの架け橋となった個人や企業、団体に定期的に啓発をしていただき、「防犯力」の維持に努めていただいています。
◆新たな事業や出会い、場を作ってくれる「繋がり」!
口コミとなって別の「繋がり」を生んだり別の機会にお声がけをいただくなど、新たな活動へのきっかけとなります。
【表現のチカラ】の活動を発展させ、持続可能なものにしてくれます。
事業の必要経費
純粋な必要経費のみをいただく「有償ボランティア活動」です。
【表現のチカラ】のメンバーは全員プロの「表現者」です。本業で収入を得て、時間の合間を縫って活動をしております。
防犯演劇には「1人芝居」と「2人芝居」、「地元表現者とのコラボ芝居」の3パターンございます。
- 出演者へのギャランティ(1人芝居の場合はいただいておりません)
- 音響技術スタッフへのギャランティ
- 交通費(本番当日、打ち合わせ、稽古での移動交通費)
- 稽古場代(内容によって0〜3回程度、稽古を行います)