私たちの取り組む課題
子どもたちの専門的な育ちの支援
障がいのある人たちの社会参加の支援
まちづくり
ボランティアの育成
なぜこの課題に取り組むか
1981年、私たちは地域の子どもたちと共に歩みを始めました。障がいのある子どもたちの義務教育がやっと始まった時代、その子らにに少しでも多くの生活経験をと私たちは遊びを通して子どもたちとの関係を深めていきました。「子どもが危ない」と言われた1990年代には、学校にうまくなじむことができない子どもたち、放課後行き場のない子どもたちも私たちの活動の対象とし、活動を大きくしていきました。そんな中で、私たちは「家庭でも学校でもなく、きちんと子どもたちが育っていく場」の必要性を感じ、2001年にNPO法人として新しい歩みを始めました。さらに、多くの方々からの要望を受け、未就学の障がいのある子どもたちの発達支援、障がいのある大人の人たちの社会参加の支援と活動の範囲を広げ、2013年には「こども発達支援センター(児童発達支援センター)」も設立しました。団体発足当初からの「社会をより幸せに創っていく」という思いではじめた青少年のボランティア育成、街づくりの活動も連綿と続いています。そして今は「この子らと世に光を」をテーマに、民間として、認定NPOとしての強みを生かして、私たちだからできる活動を彼らと共に行っています。私たちの一歩一歩が、私たちのひとつひとつの活動がまたひとつ社会を豊かにしていく起点となるように、私たちは活動を続けます。
寄付金の使い道
ひゅーるぽんが、NPO法人として子どもたちの拠点を立ち上げたとき、障がいのある人の活動拠点を建設したとき、そして、日本初の民設民営のこども発達支援センターを実現したとき、それらすべてを後押ししてくださったのは、私たちひゅーるぽんを応援してくださるみなさまの大変多くの支援でした。
私たちは、このみなさんからの思いをいつも心の中心において、子どもたちそして社会の幸せのために活動をさせていただいています。
もちろん、子ども発達支援センターには給付金を、地域活動支援センターについては運営補助金を行政からいただいています。しかし、私たちの活動は、行政が示すサービスに限定することなく、子どもたち、障がいのある人たちにとって本当に大切な取り組みを行なっていくことだと思っています。アートを使ったまちづくり活動、ボランティア育成活動もみなさまからの支援で行うことができています。子どもたちの食器や遊具、補助の出ない延長保育の運営資金、学生ボランティアさんの活動費や交通費、地域のための勉強会、街を楽しくするアートの仕掛け⋯など、みなさまからのご寄付は、私たちの活動に有意義に使わせていただきます。どうか私たちにあなたのおこころざしを託してください。