私たちの取り組む課題
「数日間、水だけ飲んで生活してました。」
「携帯電話が止まってしまって、仕事したくても見つからなくて。」
ホームレス状態になってしまった人たちのこれまでの話を聞くと、
その人だけの責任でその状況になったとはとても思えないものばかりです。
生まれ育った家庭感、病気や障害、親の介護による離職、劣悪な職場環境、知人の借金。
さまざまな問題が重なっていき、住居や仕事を失ってしまうのです。
最近ではネットカフェなどをはじめとする深夜に営業している店舗を
生活の拠点とする20代〜40代も激増しています。
日本では一度ホームレス状態になってしまうと
自力で抜け出すことが非常に困難です。
Homedoorはそんな社会の仕組みを変えていきたいと考えています。
なぜこの課題に取り組むか
ホームレス状態を生み出さないために、相談事業と働く場所の提供を。
生活に困った時、野宿をせざるをえないというのは
誰にとってもリスクのある社会ではないでしょうか。
みんなが安心して、失敗できる。
何度だってやり直せる。
そんな社会を目指して、
Homedoorは挑戦を続けてきました。
まずは仕事が見つからない人が
「就労リハビリ」として働ける場所をつくりました。
次に、困った時にいつでも相談ができる場所をつくりました。
そして、2018年に念願だった宿泊のできるアンドセンターをつくりました。
寄付金の使い道
①ホムパト(夜回り)のお弁当などの経費
年間16回、夜回り活動を大阪市内で実施しています。
その際手づくりのお弁当や日用品をホームレス状態の人にお渡ししています。
いただいたご寄付は、食材や飲み物、カイロなどに換えて、活用いたします。
②アンドセンターで相談者に渡す宿泊セット
2018年より宿泊のできる18の個室をもったアンドセンターの運営をしています。
相談時、服の替えを持っていない人もいるので宿泊セットをお渡ししています。
いただいたご寄付は、靴下や肌着などの購入資金に充てさせていただきます。