私たちの取り組む課題
取り組んで入る課題
令和6年元日に起こった能登半島地震、半年たった今でも倒壊した建物がそのまま残っており、復旧・復興が大きく遅れております。
被災地域、被災された方にはまだまだ多くの支援と、皆で支えるという心のサポートが必要です。
そこでほくりくGPSアート部では被災された方と支援したい方を繋ぐ仕組みとして、小笠原敏晶記念財団 令和6年能登半島地震 緊急助成(現代美術・伝統工芸分野)の助成金を活用し、『返信アート』を開発しました。
参加者は、歩いたり走ったりした軌跡でGPSアートを制作。スマートフォンアプリからメールを送信すると、自分の描いたアートが能登半島の風光明媚な風景などと画像合成され、『返信アート』として被災地域からのメッセージとともに届く仕組み。
スポーツやアートには人を動かす力が宿っています。それらをデジタルで掛け合わせることで、たとえ時間や場所が離れていても、人と人、人と地域が繋がる応援のカタチを創り上げます。返信アートで復興応援の機運醸成、被災地域との関係人口創出に繋げていきたいと思います。
返信アートについて
参加者はスマートフォンを用い、GPSロガーアプリ「ルートヒストリー」を用いてGPSアートを描きます。アート制作後、ルートヒストリーからGPSデータをメール送信。
メールでサーバに送られたGPSデータは、今回開発したプログラムにより被災地域の象徴的写真と画像合成が行われ、被災地域から返信アート(お礼メッセージ)の形で自動返信する仕組みです。返信アートの写真はランダムに選ばれるため、何が出るかを楽しむことができます。
返信アートの詳細: https://hokuriku-gpsart.com/replyart/
ルートヒストリーの詳細: https://x.com/kazuhiko2019/status/1285209116227461120
なぜこの課題に取り組むか
課題に取り組む理由
令和6年能登半島地震において、住む場所や人々の生業、地域の伝統的な文化や産業が大きなダメージを受けました。
長年の歴史とともに受け継がれてきた生業、文化や産業は、地域のアイデンティティであり、そこに暮らす住民にとっても大切な宝です。
地域社会を守り、内外からのにぎわいを取り戻していくためには、これらの再興が必要です。一時限りの支援ではとても立て直すことができないと思います。
アートとスポーツを組み合わせたGPSアートによるメッセージ発信を行い、社会全体として被災地を支える機運を醸成したいと思います。
GPSアートの強みは、「参加ハードルの低さ」と「メッセージ性」です。
歩く/走るだけで支援につながる、参加しやすく楽しみながら応援ができる仕組みを目指します。
目指している仕組み
- 参加費が被災地支援になる仕組み
- 被災地域を応援するアートになる仕組み
- 被災地域の商品購入につながる仕組み
- お礼の気持ちが参加者に届く仕組み
- 何度もやりたいと思える楽しい仕組み
- SNS等を通じ支援の輪が広がる仕組み
寄付金の使い道
寄付金の使い道
集めた寄付金は被災者や被災地域の復興に向け、物資や義援金の支給、被災地を元気づける復興応援活動に使います。
- 被災地への義援金
- 被災地への物資の支給
- 被災された方を元気づける復興応援活動
- 同上に伴うイベント運営費
どうぞご支援、ご協力のほどよろしくお願いします。