私たちの取り組む課題
■ する必要のない我慢から解放してあげたい
2020年の児童生徒のいじめの認知件数をご存知でしょうか。
認知されただけでも61万件。
でも、この数字に隠れている、表に出てこない真実のいじめの数は一体どれくらいあるのでしょうか。
18歳未満の子どもへの虐待件数は19万3780件。
その中で虐待事件として立件されたのは1972件。
さらに、2020年の1年間で54人の子どもが、虐待死として認知されており、幼いままその尊い命を落としています。
これらの数字はあくまでも「認知件数」、明らかになっただけの数字でしかありません。
この数字の影にある真実の数字は一体どれくらいになるのでしょう。
どれくらいの量の涙が流れ、どれくらいの眠れない夜があるのでしょう。
しなくてもいい我慢、不必要な苦労をしている子ども達が心から笑える日を作ってあげたいと心から思うのです。
なぜこの課題に取り組むか
■ 目指すのは、虐待死0、児童生徒の自殺者0の世界
子ども達が笑顔いっぱいでいられる社会、虐待死0児童生徒自殺者0の社会は夢なのでしょうか。
いいえ、そこを目指して一つ一つ積み上げていく限り、時間はかかるかもしれないけれど目標は必ず叶うと信じています。
諦めたらそこでおしまい。時間がかかったとしても、私が天に召されても志を同じくする仲間たちが、その思いを繋いでゆき、決して諦めないで進んで行けばいつかその日は来るかもしれない。
諦めない限り可能性は0ではないから。
だから、決して諦めない。絶対に諦めません。
まずは、沖縄県浦添市にてパイロット業務として形を作っていきます。
沖縄は14年連続、「離婚率が高い県」1位です。若年層の、妊娠してから結婚という流れは、いまでは珍しくありませんが、沖縄県の場合その年齢の若さが離婚率を高める要因になっていると言われています。
精神的にまだまだ大人になりきっていない若い同士の結婚が多い事で、小さなもめ事で離婚に発展するケースが多いと言われています。
離婚が多いだけに、父子・母子家庭率の割合も全国1位。待機児童数や非正規雇用率、生活保護受給世帯、学校給食費滞納率などにおいても全国1位。
2020年度の平均時給は923円と言われていますが、実際には、時給790円前後の労働者が約38%を占めています。
これらの経済的背景が子どもの貧困にも大きく影響しており生活環境が荒れてしまったことが、いじめ、暴力、ネグレクトといった環境を作り出していると言われています。
寄付金の使い道
■ LINEを使っていつでもどこからでもSOSを出せる無料で相談できる仕組みを作る
対面式のカウンセリングに行くのは、なかなかハードルが高いものです。大人だってそうなのですから。
LINEからアクセスできるようにすることで、自分の都合の良い時に相談ができる仕組みを作ります。
子どもの悩みや苦しみに、休日はないのですから。
事業の構築をできるだけ早く進め一日も早く24時間365日の環境を整えること、これが子どもにとって一番寄り添えるひまわりらぼの大きな特徴の1番目です。
■ LINEカウンセラーを育成する
通常のカウンセリングは顔の動きや目の動き、体の揺らし方などの非言語からもカウンセラーは「言葉」をキャッチします。LINEという文字媒体で行うカウンセリングには、対面式のカウンセリングとはことなった知識とスキルが必要です。
しっかりと身につけていないと、言葉は優しい気持ちを伝える道具から凶器になってしまうからです。凶器を投げない訓練をしなくてはなりません。
■ 地域との連携
外部リソース、警察・児童相談所・教育委員会・PTAなど地域社会と連携するスキームを構築します。
地元の子どもは地元の大人が手を広げてみんなで守る。みんなで見守ることで、市区町村を最小単位として面での連携を作ります。そしてその地域にとっての「BEST」を考え子どもたちへの展開の仕方などは地域の事情に合わせます。
■ 情報提供
地域の子どもの悩みの傾向などを分析し、地域社会にフィードバックし具体的な対策が取れるお手伝いをいたします。