私たちの取り組む課題
住民参加と協働による「支え合いのまちづくり」の実現
私たちは、埼玉県東松山市に根差した地域福祉の推進団体です。
よく、若い方からは「社会福祉協議会って何をしているの?」というご質問をいただきます。
社会福祉協議会とは、社会福祉法にもとづいて設置された福祉団体であり各市町村に必ず1つあります。
東松山市社会福祉協議会は、埼玉県内でも有数の規模で、実施している事業は34種類にものぼります。
一例を挙げると…
・支え合いサポート事業
(地域のちょっとしたお困りごとを、地域のサポーターが解決します)
・ボランティアコーディネート事業
(地域の福祉施設などへ、ボランティア精神のある方をマッチングしています)
・緊急小口資金貸付、相談事業
(生活が困窮した方へ、一時金をお貸ししたり相談に乗ったりしています)
こうした事業を推進するため、約300名の職員が一丸となって東松山市が暮らしやすいまちになるよう日々尽力しています。
なぜこの課題に取り組むか
地域のつながりを力に
2019年10月12日、東松山市は台風19号によって未曾有の浸水被害が発生しました。
私たち東松山市社会福祉協議会は、災害発生時に”災害ボランティアセンター”を立ち上げる役割もあります。
実は、こうした事態は法人が設立されて以来の出来事でした。
発生後2カ月間で、個人の方が2,221名・162団体の方々が市内外より応援に来てくださいました。
大勢のボランティアの方を見て気が付いたことがいっぱいありました。
地域のコミュニティが希薄化したと言われる現代ですが、「助け合い」の精神は決して消えておらず、むしろより強くなっているのではないかということです。
私たち社会福祉協議会にしかできないことがたくさんある。
そのうちの1つは、地域のつながりを「福祉」という形で還元することです。
寄付金の使い道
地域の福祉ニーズに応えるためのフレキシブルな活動資金として
様々な事業を行う中では、活動資金を継続的に得ていくことが必要で、寄付していただいた金額を活動資金とさせていただいています。
- ボランティア養成に関わる事業
- 支え合いサポ-ト事業
- 福祉教育
- 各種物品の貸出
私たちはこれまで地域福祉を推進する団体として様々な事業を行っている中で知っていることがあります。
それは、行政のサービスや助成金では対応できない福祉課題が多くあるという現実です。
そうした課題に対して、皆様からいただいた寄付金を使用させていただき、福祉課題の解決に向けて役立てていきます。