私たちの取り組む課題
ビジョン(わたしたちが目指す世界)
「誰であっても、どんな身体でうまれても、ありのままの自分で生きてゆける社会の実現」
わたしたちは、出会う前に「知っている」人がひとりでも多い未来を目指し、どんな身体でうまれても、自己肯定感をもって生きてゆくことのできる、多様性のある社会の実現を目指します。
ミッション(わたしたちの使命)
わたしたちは、情報発信を通じ、誰であっても、互いに尊重し合える価値観を社会に広め、全ての人々が安心して暮らせる多様性のある社会を構築するために行動し続けます。
絵本の出版
“人と違うのは当たり前“ そんな社会を目指します。出会う前に「知っている」人をひとりでも多く増やし、出会ったときの「びっくり」「驚き」を少なくする。
Web情報コンテンツの力で「知っている」を増やす
偏見がなく、最初からできない/やれない、を決めつけられない社会をつくる。
交流・相談場所をつくる
多くの人とちがいをもつ子どもたちとその家族が、孤独感を感じず、すぐに情報が得られ、相談場所があり、成長を楽しみにできる社会をつくる。
なぜこの課題に取り組むか
指が1本、2本、3本、4本、大きかったり、短かったり、なかったり、多かったり。ひとりひとり様々な手足のかたちをもって生まれている子どもたちは、約2万人に1人(※)。
※裂手裂足症は先天性の疾患で2万人に1人
※先天性絞扼輪症候群は、指や腕の途中にひもで縛ったようなくびれがある病気です。
全指欠損の場合は、数十万人に1人と言われています。
多くの人と少しちがう形の手足でうまれてきた子どもたちとそのご家族、当事者を対象として
手術の情報・手術後の手足の写真・その後の様子・普段の生活、学校生活、園生活・教育のこと、ピアニカ、鉄棒、遺伝の事などを共有する場として誕生したのがHand&Footです。
Hand&Footが運理・管理を行う情報共有SNSは、現在全国約1300家族(2024年1月現在1303アカウント)の方にご利用いただいています。
これまで、さまざまなかたちの手足をもつ子どもたちや当事者のかたと出会ってきました。
指なしとからかわれた人がいました
小学校で囲まれて指をさされた子もいました
気持ち悪いと言われた方もいました
入園を懸念された子もいました
こういった現状は、きっと「知ってもらう」ことで軽減することができるのではないか?
そんな想いから、出会う前に知っている人がひとりでも増えることをミッションとして掲げました。
誰であっても、やり方はひとりひとり違い、多くのことに挑戦する強さややり遂げる力を持っています。
Hand&Footの活動により、出会う前に知っていてくれること。
どこかの誰かの勇気になること。
“ふつう”を考えるきっかけになること。
この子たちの”ふつう”を、出会ったときに理解してくれる人が増えること。
そして誰であっても、どんな身体で生まれても、ありのままの自分で笑顔いっぱいで自信を持って生きてゆける
そんな社会の実現をわたしたちは目指します。
寄付金の使い道
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こんな活動に使用させていただきます
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■サーバー・ドメイン代
■啓発活動/Web発信のためのイラスト発注費・制作費
■オーダーメイド手袋の発送費用・振込手数料
■製作中の先天性四肢障害をテーマとする絵本の製作費・出版社さまとのお打ち合わせ会議室レンタル費用
■交流会イベント時の準備品、雑費
■保育ボランティアさんへの交通費・謝礼
■切手代・封筒代・文具代・インク代などの雑費