私たちの取り組む課題
ガールスカウトでは、決められた活動はありません。
次の3つのポイントを大切にしながら、自分たちでやりたいことを見つけ、計画を立て実行することで、
「いろいろなことができる自分」を広げていきます。
1 自己開発
興味を持ったことに挑戦し、自分で考えて実行する力を身に付けます。
2 人とのまじわり
さまざまな人との交流を通じて、お互いを尊重する心を育てます。
3 自然とともに
野外活動・自然体験を通じて、いのちや自然の大切さを学び豊かな心を育てます。
なぜこの課題に取り組むか
ガールスカウトでは、責任ある世界市民となれることを目指しています。
そのために、活動の 3 つのポイントを大切にした
実践的プログラムを通して身につくこと、得られることがあります。
● 自分で考え行動する力
少女の発達段階に合わせ、年齢別に様々なプログラムを提供しています。
少女たちは、自然とのかかわり、仲間や家族以外のいろいろな人とのかかわりの中でこそ、
自分の持っているさまざまな可能性を伸ばすことができます。
そして、活動の中で、自分で考え、迷い、物事を決定していく体験、
その中でうまくいくことだけでなくうまくいかないことを自分で調整、
修正していく経験を幼い頃から積み重ねていくことが、
どんな状況下においても自分で判断し、行動できる力につながります。
●リーダーシップ能力
ガールスカウトでは、少女と若い女性が自らに関わる問題について考え、
よりよい社会にするために行動を起こせるリーダーに成長できるよう、
リーダーシップスキルを学ぶ機会が多くあります。
特にガールスカウトが大切にしているのは、特定の一人がリーダー格になるのではなく、
リーダーをわかちあう「シェアードリーダーシップ」です。
仲間とチームで活動する際、各自がそれぞれの役目と責任を負い、
その能力を発揮できるように、独自のシステムで学んでいます。
●高い自己肯定感
ガールスカウトのさまざまな活動は、
少女たちに他者を認める力を身につけ、
自分が大切な存在であることを認め、
自分を肯定的に思う心をはぐくみます。
●世界視野を広げる機会
ガールスカウト運動は世界152の国と地域で展開されているため、
ガールスカウトになると世界中の約1,000万人の会員と仲間になります。
「一緒にならこの世界を変えられる」という思いのもと、
さまざまなプロジェクトを通して貧困・教育・環境問題等の世界的課題に取り組んでいます。
寄付金の使い道
当団体の運営活動資金として活用させていただきます