私たちの取り組む課題
今日、我が国では、人々が暮らしていくうえでの課題の複雑化・複合化や少子高齢・人口減少社会の到来という社会構造の変化などを背景として、様々な場での支え合いの基盤が弱まってきていることから、制度・分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が「我が事」として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて「丸ごと」つながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共につくっていく社会である「地域共生社会」の実現に向けた取り組みが進められています。
なぜこの課題に取り組むか
子どもから高齢者までより多くの住民が世代や分野を超えて「丸ごと」つながることで、地域として支え合い、安心して暮らすことのできるまちづくりを進めていくためには、「自助」、「共助」、「公助」が適切な役割分担をしながら、担い手となる市民、事業者、関係団体等が互いの特性や能力を発揮し、連携・協力しながら取り組んでいくことが必要です。
今後も、年齢、性別、障がいの有無、国籍などにとらわれることなく、一人ひとりが尊重され、地域で安心して暮らしていくことのできる「地域共生社会」の実現を目指して進めてまいります。
寄付金の使い道
子育てのサポート
子育てに悩む方、またそのお子さんに向けたサービスや相談窓口、また地域で助け合う子育て支援の充実をはかっていきます。
高齢者へのサポート
法律や制度に基づく高齢者福祉にとどまらず、福生市ならではの地域の実情に合った「支え合い」「助け合い」によるまちづくりを推し進めるために活用いたします。
障害者へのサポート
障害を持つ方とご家族がより快適に安心して暮らせるように、日常生活に必要な支援を提供し、地域で助け合う体制づくりをはかっていきます。
ボランティア活動へのサポート
ボランティアや市民活動を行っている皆さんの支援、また市内小中学校での福祉教育の推進を行うため活用します。
『地域共生社会』実現へのサポート
地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズに対して、「属性を問わない相談支援」、「参加支援」、「地域づくりに向けた支援」を一体的に実施するため活用します。