私たちの取り組む課題
「フリースクールLargo」「学童保育ふかふか」という2つの事業を柱に、「子どもが真ん中」の居場所づくりに取り組んでいます。
https://fukafuka-kamakura.com/
「フリースクールLargo」は、現在、かながわボランタリー活動推進基金21協働事業負担金事業にて、学校に行けない子ども達と保護者のためのフリースクールの運営と、神奈川県教育委員会と協働で「学校と地域の学び応援『キミイロ』」という不登校情報ポータルサイトを運営し、増え続ける不登校の子ども達とそのご家庭のサポートや、学校や行政とフリースクール等支援者のネットワークづくりに寄与するための活動をしています。
「学童保育ふかふか」は、少人数制の家庭的な雰囲気の中で手づくりのおやつを提供したり、子ども達一人ひとりの特性を受け入れ、丁寧にサポートすることで、多くのご家庭にご支持いただいてきました。
また、地域の方々や大学生と連携して、子ども達が多様な経験をできるように、子ども目線を大切にした運営に努めています。
多感な子ども時代の多くの時間を過ごす場所として、これまで多くのご家庭と共に子ども達を見守ってきています。
なぜこの課題に取り組むか
学校に馴染めず苦しんでいる子ども達がいます。
放課後も学校の延長のような形になってしまう、大人数の学童で過ごす事がつらい子ども達もいます。
大人達の都合で「あたりまえ」とされている環境に馴染めないだけで、不安に押しつぶされそうになったり、自己肯定感を失う必要はないのです。
わたしたちは、「子どもが真ん中の居場所」を地域の皆さんと一緒につくると共に、
多様な子ども達のちからをのびのびと育てていくため、行政や学校、子ども達を応援する団体と連携しながら、
社会に向けてこの活動の大切さを発信し共感の輪を広げていきます。
寄付金の使い道
おかげさまで、鎌倉あそび基地は10周年を迎えました。
活動をする中で気づいたのは、巣立った子どもたちのその後の人生においてもサポートが必要だということ。
つらいときに、地域に助けてくれる人がいたり、たまに立ち寄れる居場所があれば、
子どもたちは安心して自立に向けて頑張れるようになっていくということです。
現在、行政では把握・対応していくことが難しい、子ども・若者とそのご家庭への細やかな支援が、私たちNPOや地域に求められています。
こうした多様なニーズに応えていくためには、多彩な人材と、新たな場所の確保が必要です。
皆さまから頂いた寄付金は、子ども達をサポートする人材と居場所を確保するために活用させていただきます。