私たちの取り組む課題
2010年4月、富士駅前の「シネ・プレーゴ」 閉館に伴い、富士市から映画館は姿を消してしまいました。
富士市は人口約25万人、静岡県では浜松、静岡市に次いで第3位のいわば東部地区では「都市」の位置づけにあたる街なのですが、文化的要素では「映画館」さえない乏しい 現状に陥っています。
そこで「街に映画館を復活させたい」という想いを抱いた或る女性が、NPO法人東海道・吉原宿を母体に 2012年「Fuji映画館復活プロジェクト」を発足致しました。
これまでに自主上映会や8mmフィルム上映会等の活動を行い 、今年2014年には新体制のもと、新たな局面を打ち出そうと動き出しました。
このプロジェクトは、市民中心の手で創り上げる「コミュニティシネマ」を目標にし、さらに独自性を加えるならば「映画以外の芸術、文化」の発表も出来るような「市民劇場」を目指したいと思っています。
なぜこの課題に取り組むか
静岡県内では3番目に人口が多い街なのに映画館がひとつもない事実が、文化・芸術の観点から見てももっと市民は真剣に考えなければいけないと思います。
映画館がなくなってから10年以上経ちますが、その間にこの街の映画ファンは近隣市街に映画を見にいくことが当たり前になってしまい、経済的にも街にお金が落ちないことは損失を招いていると思います。
街や市民が豊かな生活を送る娯楽の一つとして、映画館は必須だと感じています。
市民の手で「コミュニティシネマ」を作り上げることを目的に、映画ファンの層を増やすような啓発活動や、映画館の必要性を訴える活動をしています。
寄付金の使い道
映画館復活のための資金に致します