私たちの取り組む課題
フードバンク岩手は2015年より食料支援を行っております。
緊急支援の要請を受け岩手県内の行政・社会福祉協議会を通じ生活にお困りの方へ、
世帯構成などに応じ食料品支援セットを作成し食料支援を行っております。
本来安全に食べることができたのにも関わらず廃棄される『食品ロス』は2015年には約646万トン。
『捨てられる食べ物』と『足りない食べ物』を「もったいない」を「ありがとう」に変えるため、企業・団体・市民の皆さまからの寄付を呼びかけています。
なぜこの課題に取り組むか
岩手県をはじめ東北での活動を通して、東日本大震災から7年以上経った今もなお被災地や避難先で生活再建をするきっかけすらつかめずに生活に困窮している方が多くいます。
「育ち盛りの子どもを抱えた我が家では、子どもたちにお腹いっぱい食べさる事できない日々が続いた事があった」
「お米と灯油どちらか買うのか迷った日があった。そんなときに相談をして無償でたくさんの食料の支援をもらえて本当に助かった」
悩みを抱えながらも多くの世帯がさまざまな理由により、食べることに困ることがあるという事が分かりました。
「色々なことに追われ落ち込んでいた日々の中に届いた食品の箱。あけた瞬間に心が温かくなった」
「子どもが大好きなカレー、スパゲッティ、沢山のお米、いつもはあまり買ってあげる事ができないお菓子やジュース。
助けてくれる人がいる大丈夫だと感じた」
「私も誰かを支援できるほど自立して生活できるように頑張りたい」
まだまだ私たちの支援を待つ方が多くいます。
社会課題先進地と言われる被災県や被災地での生活困窮者への支援活動のなかで、食の支援を通じ支援の手からもれないよう、生活にお困りの方、未来ある子どもたちが希望をもって笑顔で暮らしていけるように貧困問題の解決と、誰もが支援者となれるような地域づくりが必要です。
寄付金の使い道
食料支援や活動はすべて無償で行っており、常に活動資金が不足しております。
私たちの活動は皆さまからのご寄付で賄われております。
頂きました寄付金は、食料品の配送費や活動費に使わせて頂きます。
食料支援は生活にお困りの方は次のステージに進むために大きな役割を果たします。
ひとりでも多くの生活にお困りの方へ食料品を届けるために、どうか皆さまの温かいご寄付のご協力をお願いいたします。