私たちの取り組む課題
現代社会において、女性が心身の不調やライフステージの変化によって、「自らの意思に反してキャリアや人生を中断せざるを得ない構造」を課題としています。
「健康」と「キャリア」の分断
月経、妊娠・出産、更年期などの健康課題が、離職や休職に直結し、キャリアが途切れてしまいやすい社会構造。
情報の不足と孤立感
自身の不調が「異常なのか」「誰に相談すべきか」が分からず、一人で耐えてしまい、「自分だけが辛いのではないか」という不安や孤立を抱えていること。
社会参加への隔たり
ジェンダーギャップ指数(特に政治・経済)の低さに象徴されるような、女性が十分に能力を発揮し続けられない社会。
なぜこの課題に取り組むか
私たちは、女性が自分の体を客観的に捉え、知識と繋がりを持つことで、「女性が耐える社会から、女性として生まれてきてよかったと思える社会」へ変えられると信じています。
「一人ではない」と知れることが勇気になる
痛みや悩みを共有することで、孤立を防ぎ、一歩踏み出す勇気を分かち合える社会を目指す。
当事者の知見による具体的な改善策を提供する
同じ悩みを経験し、改善のための知見を積み重ねてきた当事者組織だからこそ可能な、事例に基づいた具体的なアドバイスを提供する。
「ヘルスキャリア」を通じた能動的な人生設計
自身の健康イベントを振り返り、体の特性や不調の傾向を客観視する「ヘルスキャリア」を構築することで、能動的に自身の体や人生について考え、キャリア・ライフプランを描いていく。
支援金の使い道
支援金は以下の事業を実施するために活用いたします。
1.「ヘルスキャリア」の普及・啓発(次世代支援)
内容: 公立高校や国公立大学等において「ヘルスキャリア」の作成指導・講演を実施。
目的: 若い世代が早い段階で自分の体の特性を知り、将来の不調に先回りして対策を講じられるリテラシーを育みます。
規模: 年5回実施、約75名の学生へ直接指導。
2. 健康課題とキャリアに関する調査研究・情報提供
内容: これまでに蓄積された相談データを基にした調査研究、および最新の知見に基づく定期的な情報提供。
目的: 「女性特有の健康課題がキャリアに与える影響」を客観的なデータで可視化し、社会全体の理解を深めるとともに、個々人に最適な改善策を届けます。
規模: 隔月実施、一般市民100名以上を対象。
3. 女性のキャリア・ライフプラン相談支援
内容: 個別のキャリア相談に加え、多様なライフプランを歩む女性たちの実例・知見の共有。
目的: 不妊治療や育児、更年期といった壁に直面してもキャリアを諦めなくて済むよう、当事者目線の具体的なアドバイスで一歩踏み出す勇気を支えます。
規模: 隔月実施、30名程度の個別・グループ相談。

