私たちの取り組む課題
日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品は年間427万トン(2022年度)。
世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食品支援量480万トンにほぼ相当する量となっています。
一方で、日本では食が不足する家庭も多くあり、子どもたちの13.5%()7人に1人が相対的貧困状態。
さらに、ひとり親家庭は2人に1人が貧困状態に陥っています。
夏休みなどの学校が長期にわたってお休みになる期間は、学校給食もありません。
育ち盛りの子どもにとって、最も食べ物が必要な時に食べることも出来ず、体重が減ってしまうといった状況も調査結果から報告されています。
お腹をすかせた子どもをなくしたい!
子どもに食べさせるために食事を抜くひとり親さんをなくしたい!
そんな思いで活動を始めました。
フードバンク浜っ子南は、食品ロスになりそうな食品をご寄付いただき、食の支援が必要なひとり親家庭に無償で提供しています。
活動場所は横浜市南部5区(磯子区・港南区・栄区・戸塚区・南区)で、地域密着の活動をめざしています。
なぜこの課題に取り組むか
私たちは、大切な食資源を活かし、食をとおして人と人とをつなぎ、関わる人皆が幸せを感じられるような活動をつくり出すことで、地域にセーフティネットの網目をつくっていきたいと、活動をしています。
とりわけ、ひとり親家庭と「食」をとおしてつながりなおすことで、ともに暮らす仲間としてささえていきたいと考え、ひとり親とその子どもに月に一度食品をお渡ししながら、ひととき安心して過ごせる場を提供しています。
「子どもを一人で育てなければならない」と感じていると、助けを求めにくくなってしまいます。
「あなたは一人で頑張らなくてもいい」と伝えていきたい、そして、気持ちも食べ物も「お互いさま」の気持ちで巡っていってほしい、と願っています。
ご飯が食べられなくて困っている親子をなくしたい、まずはちゃんと食べることで元気になってもらって、それから肩の力を抜ける場所を提供していきたい、そう考えて活動を続けています。
この活動に、ご寄付という形でご参加いただけませんか。
寄付金の使い道
皆さまから頂きました寄付金は、以下のような取り組みに使用しています。
- 倉庫の経費(賃料の支払い 水道・光熱費)
- 運搬の経費(ガソリン代 駐車料金 移動交通費)
- ひとり親支援に関する食品の購入費用
- 事務用品・消耗品・備品の購入費用
- 通信費
ご寄付のお申込みは寄付するをクリックし手続きに進んでください。
または事前にご一報のうえ 下記口座へお振込みください。
横浜銀行 戸塚支店 普通 6373723 トクヒ)フードバンクハマツコミナミ