私たちの取り組む課題
背中を押す
読むことで「私も動いてみよう」と感じてもらい、行動のきっかけをつくる。
- 学生団体の連載記事
- 団体メンバー自身の挑戦記
京都を味わい直す
観光ではない、“暮らしの中の京都”を、再発見・発信する。
- ローカルなカフェ・銭湯などの特集
- 学生目線で切り取る、街の「風景」や「時間」の紹介
興味の入口をつくる
知らなかった世界に「ちょっと面白そう」と思える最初のきっかけを届ける。
- 学生目線での伝統工芸を取り扱う。担い手の人生に迫る特集
- 京都での新しい過ごし方を提案するような特集
手に取りたくなるものをつくる
デザイン・質感にこだわり、「つい手を伸ばしたくなる」紙面体験を設計する。
- 紙の手触り、装丁を吟味した誌面設計
- 表紙デザインの実験
長く残るものをつくる
トレンドにとらわれず、読み捨てられず、何度も読み返されるコンテンツを大切にする。
- 季節性に依存しないテーマ選定
- 冊子全体に“再読性”を意識した構成
- アーカイブ価値を高める特集テーマ
共感をつなぐ
エッセイなど言葉を通じて「私もそうだった」と感じられるつながりをつくる。
- 編集部員自身がライターとなって、経験や感情を書くページの定番化
- 小さな声に耳を澄ます等身大のインタビュー
なぜこの課題に取り組むか
リアル接点の希薄化
若者の情報接触はスマホやSNSが中心となり、“偶発的に出会う”機会、紙媒体の価値が希薄化した。
フリーマガジンならではの「手に取る楽しみ」をデザインし、リアルな体験を再創出する必要がある。
一歩踏み出せない学生・潜在クリエイターの存在
創作や表現活動に興味はあるものの、何をどう始めればいいかわからず行動に移せない学生がいるはず。
「最初の一歩」を後押し(紙面そのもの、学生団体の連載、外部団体・企業とのコラボなど)を提供し、背中を押す役割を担います。
時事性に縛られないタイムレスコンテンツの追求
何度でも読み返せ、季節や時期に依存しない「いつ手に取っても新たな発見がある」雑誌を目指す。
流行を追う雑誌ではなく、深掘りストーリーや普遍的テーマを重視し、長く価値を保つ記事設計が必要と考えています。
学生と地域文化の断絶(世代間対話の欠如)
大多数の学生は伝統工芸に特に関心がなく、購買行動がない、担い手不足が深刻化している。
伝統工芸の魅力や可能性を“まず知ってもらう”ことが必要。学生視点の特集企画を起点に、伝統と若者をつなぐ場を毎号に設けることで、この断絶を埋めていきます。
支援金の使い道
発刊費充当
・発刊に必要な費用に充当する
・校正刷り費用に
過去号の保管
・バックナンバーを保管するための倉庫費用
配布エリア・部数の拡大のため
・設置先への配送費用
・イベント運営
デジタル展開・アーカイブ整備
・ウェブサイトのサーバー、独自ドメイン維持費
・過去号PDFのデータ化
予備費・運営管理費
・会議・会場手配、事務消耗品