私たちの取り組む課題



現代の子どもたちは、生活リズムの乱れや偏った食生活、自然体験の不足などにより、心身ともに豊かに育つことが難しい環境に置かれています。五感を使った体験や、人との関わりの中で育まれる力が十分に育ちにくい状況が広がっています。
また、障がいの有無に関わらず、すべての子どもが共に育つ機会も、まだ十分に保障されているとは言えません。子どもたちが互いの違いを自然に受け入れ、共に過ごす経験は、本来とても大切なものですが、現実にはその機会が十分に保障されているとは言えません。
こうした中で、私たちは障害のある子もない子も共に育ち合う「インクルーシブ保育」を大切にしています。多様な子どもたちが同じ空間で過ごし、関わり合うことで、一人ひとりの違いを認め合いながら共に成長していくことができると考えています。
しかし、その実現のためには、環境整備や人的配置、専門性の向上など、多くの工夫と継続的な支えが必要です。インクルーシブな環境を維持し続けることは容易ではなく、現場には様々な課題が存在しています。
なぜこの課題に取り組むか



私たちは、子どもたち一人ひとりが自分らしく生きる力を育み、心身ともに満たされた状態で成長していく「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
そのためには、自然の中で五感を使って遊ぶ経験と、人と関わりながら育つ環境、その両方が欠かせないと考えています。自然に触れ、水や土とともに夢中になって遊ぶ体験は、子どもたちの感性や主体性、生きる力の土台を育てます。
同時に、障害のある子もない子も共に過ごし、関わり合う「インクルーシブ保育」は、これからの社会においてますます重要になるものです。違いのある他者と共に育つ経験は、子どもたちにとってかけがえのない学びとなり、誰もが尊重される社会の基盤につながっていきます。
しかし、こうした環境を実現し、維持し続けることは決して容易ではありません。だからこそ私たちは、この取り組みを大切に守り、未来へとつないでいきたいと強く願っています。
支援金の使い道



皆さまからいただいたご支援は、子どもたちの「育ちの土台」となる環境、そして誰もが共に育ち合うインクルーシブな場を守り続けるために、大切に活用させていただきます。
当園では、無垢材を使用した園舎や自然素材に囲まれた環境の中で、子どもたちが安心して過ごせる空間づくりを行っています。本物の素材に触れる体験は、子どもたちの心を安定させ、感性を豊かに育む大切な要素です。しかしその一方で、自然素材は経年劣化が避けられず、日々の修繕や維持には継続的な費用が必要となっています。
また、水や土を使った遊びを日常的に取り入れ、子どもたちが五感を使ってのびのびと育つ環境を大切にしています。こうした体験を安全に継続するためには、水道費や安全な土の確保などの費用も欠かせません。
さらに、障害のある子もない子も共に育ち合うインクルーシブ保育を実践するためには、環境整備や人的配置、職員の専門性向上など、継続的な投資と工夫が求められます。
それでも、私たちは子どもたちが違いを認め合いながら共に育ち、五感を使って「生きる力」を育むこの場所を、これからも守り続けていきたいと考えています。
いただいたご支援は、
・自然素材の園舎の修繕・維持
・水や土を活かした遊びの環境の継続
・インクルーシブ保育を支える環境整備や人材育成
などに活用させていただきます。
このかけがえのない環境を未来へつないでいくために、どうかお力をお貸しください。

