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enGrabは、10代のこども・若者に対して、地域の多様な人々とのつながりの場を提供することで、彼らが自己肯定感を育み自身の未来を主体的に選択して生きていくことができる地域環境づくりに寄与します。

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取り組み一覧

ユースクリニック(10代のための相談窓口)

事業の目的

思春期保健相談士、保健師、公認心理師、看護師、養護教諭の資格をもつスタッフが、こども・若者からの相談に応じています。

Twitterでの相談事業では、「@engrab_ama」というアカウントを使用し、ユースクリニック(10代のための相談窓口)を運営しています。

全国各地の悩みを抱えた10代の方々から相談が寄せられています。

相談内容で多いのは、「死にたい」という自殺願望、妊娠不安や緊急避妊薬・中絶、児童虐待に関することです。


さまざまな行政・民間の相談窓口はありますが、こども自身が相談するハードルは非常に高いです。

うまく言語化できないことや、自分が何にくるしくなっているのかわからないこどももいます。

こどもが悩みを抱えたときにひとりで抱え込まずにその悩みに向き合い解決していけるよう、サポートしています。

これまでの活動

私たちは活動を通じて、妊娠不安を抱える女子中高生に出会います。ある少女は避妊に失敗して緊急避妊薬を求めましたが、親に相談できず費用負担の高さや産婦人科医に怒られるかもしれないという怖さから、適切な時期に緊急避妊薬を入手することができずにいました。私たちは、一緒に産婦人科へ受診して緊急避妊薬の費用を負担し、次の月経が来きて彼女が安心できるまでサポートします。また、性教育を行い今後の避妊方法などについて一緒に考えます。

 私たちは活動を通じて、児童虐待に耐える中高生に出会います。ある高校生は親を悪者にしないために児童相談所の介入を拒み、また高校に通い続けたいという想いから成人するまで家庭のなかで虐待に耐えることを選びました。私たちは、その子の気持ちを尊重し、本人がくるしさから死を選びそうになったときも支えとなり、数年間寄り添い、本人が親から離れられる日が来るまで伴走しました。

 ユースクリニックは、こども・若者が『当然の権利として』無料で自ら利用することができる相談窓口です。こころやからだ、性の悩みなどあらゆる悩みを専門家に相談できます。

これまでの事業成果

Twitter相談では、年間1万件以上のメッセージをやり取りしています。常時3~4人の相談に毎日応じ、ひとりあたり平均3か月程会話を重ねます。相談期間が長いこどもでは3年以上にわたりメッセージのやり取りを続けています。


・児童虐待家庭から逃げ出し、安全な環境で新しい生活を始めたこどもがいます。

・緊急避妊薬の服用により、妊娠を回避でき学業を継続しているこどもがいます。

・予期しない妊娠をして、考え抜いたうえで10代での出産を選び子育てしているこどもがいます。

事業の必要経費

Twitterでの相談は無料で行っています。相談員は無報酬で活動しています。

・相談員がこどものもとへ訪問するための交通費(1人あたり500円程度)

・ユースクリニックにて、こども・若者の緊張したこころをほぐすための食べ物飲み物代(1人あたり500円程度)

・ユースクリニックにて、緊急避妊薬を購入するための費用(1件あたり7000円程度)



一般社団法人

enGrab(えんぐらぶ)

〒6610012

兵庫県尼崎市南塚口町4-1-19-209

08042348125

https://engrab.org/

代表:桑原陣

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