私たちの取り組む課題
子ども支援の活動に携わる人材やプロジェクトが育つ環境・仕組みづくりと
将来世代へその取組みのバトンを繋ぎ、次世代へ当団体の理念、取組みを
継承していくことを目的とします。
なぜこの課題に取り組むか
私はこれまで24年間にわたり人材領域における事業を営む法人の代表を務めてまいりました。
経営者としての使命を胸に歩む傍で、自身は「これからの日本を背負う子どもたちが平等に、平和に成長していける環境づくりの一助となりたい」という思いを持っておりました。
現在の日本は高度経済成長期以降、低迷し続けており、その弊害は日本の未来を支え牽引する今の子どもたちにまで及んでいます。
所得格差により生まれる教育機会の不平等、一人親家庭の増加による子どもの孤立と不自由な生活など多くの社会問題が蔓延っています。
これからの日本を支えるのは紛れもなく今の子どもたちであることは明白であるにもかかわらず、その子どもたちの豊かな成長が脅かされている社会があるのです。
私はその事実に対して、少しでも力になり現状にプラスの変化を与える一助になりたいと強く考えております。
企業様の採用成功を通じて日本経済の前進に貢献してきたように、今後は子どもたちが抱える課題にも向き合うことで、この日本社会に貢献していきたいです。
私がこのような思いを持つのには一つの大きな理由があり、以下で綴ります。
その理由というのが、障がいを持つ姪の存在です。
幼少期から歩行ができないという難病を患いながら育ち、現在は42歳となる姪がいます。
病が完治することはありませんが、幸い現在も周囲の援助を借りながら生活することができ、老人ホームで朗読をするという形で社会貢献をできることにやりがいを感じています。
何十年もの間、彼女の人生を見てきた身として「生まれながらに、そして生活の過程において平等ではない子どもたちに何かできることはないか」と考え始めたことがきっかけでした。
子どもたちの差別のない笑顔をつくりだすことは、この先の日本の未来を明るく輝かしいものへとしていく一歩でもあると思います。
子どもたちの幸せと日本の希望はイコールです。
私はこのような自身の置かれた立場をある種の宿命的な意味合いとして捉え、ゆくゆくは団体を設立し特別な支援を必要とする子どもたちへのサポートをしていきます。
そのために、まずはできることから一つひとつ具体的な行動を起こしていく所存です。
支援金の使い道
お寄せいただいたご寄付は、笑顔フォーラム内において厳正に評議された内外の活動に充当され、社会課題に取り組むさまざまなプロジェクトや、恵まれない環境下にある子どもたちへの支援活動に活用されます。