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ビジョン

保障されている「最低限度の文化的な生活」。 その「最低限度」の基準は、これまであまりに低く見積もられてきたのではないでしょうか。 私たちは、その水準を向上させていくために活動します。

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私たちの取り組む課題

文化的な楽しみを持つことは、人がその人らしく生きるために必要なことであり、保証されるべき権利です。

しかし芸術をはじめとした文化的な楽しみは「贅沢」と捉えられ、衣食住の支援に比べ、十分に行き渡らせねばならないという社会の理解が進んでいません。

誰もが文化に親しみ、豊かに生きることができる社会を目指すには、受け手の教育や作り手の生活の問題など、多面的な課題が残されています。

私たちは以下の三種の活動を軸に、上記課題に取り組んでいます。


(1)芸術教育活動

子供たちが文化的な経験を得られる場所へ自ら足を運ぶようになるには、それがどういったものかを知り、消費的な娯楽とはちがった文化的な楽しみを見つけてもらうきっかけが必要です。

そのため私たちは、児童養護施設やDVシェルターといった施設で、美術教育事業や展示事業を展開します。

この活動を広げ、すべての人が文化芸術を身近に感じ、触れ、楽しむことができる文化的状況の構築を目指します。


(2)芸術活動支援

若手芸術家が作家活動だけで生活できない状況下では、社会全体の文化水準は向上しないため、若手作家の支援として発表機会の提供や制作支援を行います。


(3)インフラ支援

文化的な楽しみを十全に享受するためには、余裕のある安定した生活基盤が必要不可欠です。

さまざまな理由で不当に賃貸契約を断られ、生活基盤となる住居がままならないケースがある問題に着目し、条件の良い住居の提供を行うプロジェクトを通し、すべてのひとが文化的な楽しみを見つけられる社会を目指します。

なぜこの課題に取り組むか

私たちは、芸術を「贅沢品」ではなく、人が生きていくのに必要なものとして捉えています。

しかしコロナ禍において真っ先に取られた処置は、教育や文化の動きを止めるものでした。

ただ、優先順位はあくまで緊急性の順序であり、重要度の順序ではありません。

文化を停止させても直ちに生命の危機が生まれるわけではありませんが、それは未来の可能性を奪うことと同義です。

食いつぶしてしまわぬように、いま、種を撒く必要があるのです。


「人はパンがなければ生きていけない。しかし、パンだけで生きるべきでもない。私たちはパンだけでなく、バラももとめよう。生きることはバラで飾らればならない」(國分功一郎「暇と退屈の倫理学」2011、p.27)

寄付金の使い道

各種事業にて使わせていただきます。

実際の使用後の使途は財団ウェブページにて公表予定です。


・美術教育事業に使用する部材の購入費用(画材、教材費)

・美術教育事業や作品展示事業に参画する芸術家に対する謝礼、出展料

・インフラ支援活動のために管理する不動産物件の保守費用

・活動広報物の制作費用

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〒2250011

神奈川県横浜市青葉区あざみ野2-31-8

https://cultural-rights.org/

代表:上久保直紀

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