私たちの取り組む課題
2018年10月に開所した地域コミュニティ「みんなのいえカラフル」は0歳~103歳まで、小学生や子連れの家族、観光客(外国人含む)、高齢者施設入所者の方まで1年間で4500名が訪れました。
地域の中でヒトとヒトが繋がるきっかけをつくり、助け合い・支え合いが生まれる地域、多様性を認め合う地域づくりを目指すとともに、
どのような家庭背景や環境・理由があったとしても、年齢や立場に関係なく「人が人として生きていくことを奪われない社会」づくりを目指します。
『多様性』『地域共生社会』『インクルーシブ地域』をテーマに
①福祉事業(共生型デイサービスを視野に入れた児童発達支援・放課後等デイサービス等)
②プロジェクト(地域の中にある社会課題の解決に向けて行動する)
の展開を行っています。
なぜこの課題に取り組むか
現在の福祉・教育の現場には以下の課題があると感じています。
①支援/介護される側・支援/介護する側がはっきりわかれており、上下関係が生まれることで本人の主体性や能力を奪う可能性がある。
②福祉制度の狭間に落ちてしまい孤立している人がいる。その逆に福祉制度に縛られてしまいその人らしい生活を送れない人がいる。
③福祉サービスに任せすぎることで、地域との繋がりや助け合い・支え合いが希薄になっている。
④縦割りの福祉制度により、多様性を知る機会の損失になっていることが差別や偏見を生みやすくしている。
これらを解決するために大きな役割を果たすのが【地域】だと考えています。
制度による橋渡し的なサポートでは落ちてしまう方がいるため、埋め立てをし地域をフラットにする必要があると感じ、地域の方々と共に「みんなのいえカラフル」を立ち上げ、1年間活動を続けてきました。
現在のみんなのいえカラフルは
”地域の茶飲み場・しゃべり場”
”子育てのサポート場”
”駆け込み寺”
”孤立している方が他者と繋がる場”
”多様性を知り合う場”
”支え合い・助け合いの場”
としての役割を担い、それに伴い、地域包括支援センターや近所の高齢者施設、学校との連携も行っています。
ですが、これまでのようにボランティア中心の運営には限界があり、目の前に社会課題があっても資金不足・人手不足により取り組めないことも出てきたため、まずは2019年9月にNPO法人格を取得しました。
今後も福祉・教育に関わる活動を多様に広げ
”そのままの自分で愛される存在・いていいんだ”
と感じられる地域の居場所づくりを【第一歩】とし、地域そして社会を変えていきます。
寄付金の使い道
いただいた寄付金は以下の活動に大切に使用させていただきます。
居場所サポーター
多世代地域コミュニティみんなのいえカラフルの運営費(主に有償ボランティア活動費)に使用します。
誰もがホッと過ごすことができる地域の集い場の運営を目指します!
子育てサポート活動
子育てが理由で市外にでる方を減らしたいです。
・家庭背景に関わらず様々な体験が可能な子ども向けイベント費。
・子育て中の保護者の方をサポートする活動
貧困家庭・独居高齢者への食事サポート
・朝食や昼食を食べないお子さんがいます。またお子さんだけでなく独居高齢者の方も偏った食事になりがちです。低価格または無料で栄養の偏りのない食事提供を行います)