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NPO法人

子どもの生活支援ネットワークこ・はうす

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出産・子育てを支えたい

女性の支援をしたい

子どもに教育を届けたい

6人のフォロワー

ビジョン

子どもの権利条約の精神を基盤として、支援を必要とする家庭の子どもたちを対象とする居場所づくり活動や食材支援などを行います。 大人たちのネットワークづくりと課題発信によって、貧困問題の解決に貢献します。

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私たちの取り組む課題

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孤立を防ぐ

居場所活動や食材支援を通して、「困った時はお互いさま」と言い合える関係性をつくります。

顔を合わせて雑談をするだけで、気が楽になる時もあります。

お茶したり一緒にごはんを食べたり、玄関先で蚊に刺されながら立ち話したり、そんななんでもない時間を大切にしたいです。


★ 買い物も出たくないし風呂も入りたくない、ごはんも作りたくない、なんにもしたくない、誰にも会いたくないっていうしんどい時だったんですけど、こはうすに来てスタッフさんにグチグチグチグチ言ってました。 みんなで人生ゲームとかして他愛ない時間を過ごしながら、自分の中にエネルギーが貯まってきたり、なんとかできるかなという気になってきました。(保護者)


★地縁がなく、ひとり親でこもりがちの生活の中で、子どもが地域の人と関わる機会ができることがありがたいです。(保護者)


★こはうすでの子どもたちは楽しそうで、ケンカしていたかと思うと仲良く遊んでいたり、一緒に成長しています。こはうすを卒業した高校生が集まったことがあり、お互い懐かしそうに仲良く過ごしている様子を見て、「大切な場所だったんだなぁ」と実感しました。(ボランティア)


困難の深刻化を防ぐ

おしゃべりを積み重ねるうちにしんどさや困りごとが見えてくるときがあります。

つながりを生かして助け合い、必要があれば制度につなぎます。制度が無ければ、新たな社会資源づくりをめざします。

子育てを支えるための地域の課題を社会に発信し、解決の道すじをみんなで考えます。


★ 母子寮から出て身寄りも頼る場所もない時に、こはうすを紹介されました。日々の生活と仕事に追われ、行政が行う支援策にいきつく知恵もパワーもなかったため、緊急小口資金などの施策をいち早く教えてくれたり、食糧支援を継続的に行なってくれて大変ありがたいです。(保護者)


★私たちの状態を知ってくれている人がいること、応援されていること、必要な食料や物資が届くことで、本当にたすかっています。心に少し余裕が出ました。(保護者)


★以前は「お米がない!お給料日までどうしよう!」と、月末は不安でいっぱいでした。「こんな情けない親のもとでかわいそうだなぁ」と子どもを不憫に思い自分を責めたり、将来を勝手に悲観していました。食料支援を受けるようになり、家が明るくなりました。支援を受けていなかったら、高校進学や部活等、いろいろと諦めていたかもしれません。(保護者)


★ 「学校には行っていないけど、こはうすには来る」という声を子どもたちから何度も聞いたことがあります。また、複数の大人や友達と関われる場として、おいしく温かいご飯を食べられる場として、こはうすは子どもたちの居場所であり、子どもたちの生活を支える場として必要不可欠なものだと考えます。(ボランティア)


みんなで子どもを育てよう

世代を超えて互いに励まし合い、本来持っている力を誰もが発揮できるように。

親たち大人たちが交流を深めながら、一緒に子育てしていきたいです。


★ 無表情だったお母さんが、少しずつ打ち解けてたくましい感じに変わっていかれたり、荒れていた子どもが居場所で大人たちから何くれとなく世話をされ、また学生から可愛がられる中で落ち着いてきて小さい子の世話までできるようになるなど、変化を見てきました。人は、人との関わりの中で癒されて、本来その方が持っている力を発揮できるようになると痛感します。(ボランティア)

なぜこの課題に取り組むか

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地域の大人としてできることを


当会は、2015年1月に居場所活動を開始しました。子育てと仕事を一人で背負って慢性的な過労状態となっているシングルマザーや、親自身の病気や障害、長時間労働、経済的困窮など様々な困難が絡み合い、制度の隙間で困っている子ども・家庭が、和歌山市にも少なからず存在します。それは他人事ではなく、誰もが直面するかもしれない困難です。地域の大人として何ができるのか、支え合うための社会資源を増やそうと考えたのが、きっかけでした。


みんな いっしょに 生きていく


2021年の国民生活基礎調査を基にすると、子どもの貧困率は11.5%、9人に一人です。この数字は、最悪だった2012年頃と比べると徐々に改善されてはいますが、ひとり親家庭に限ってみれば約半数が貧困という実態は変わっていません。私たちのところに「給料日までお米が足りなくて、少し分けてもらえませんか」という問い合わせが入ることも、珍しくはありません。

少しでも、そんな状況の支えになればと、当会では月10回の居場所活動と約70世帯への食材支援を行っています(2024年度)。これらのつながりのうち8割以上は大人ひとり世帯、親御さんの病気や障害で子育てが大変な家庭も含まれます。コロナ禍では、こうした家庭の方々が真っ先に失業やシフト減に遭いました。当時、子どもの不登校なども重なって不安と疲れを募らせているという訴えを多く聞きました。

さらに和歌山市では、2021年秋に水管橋崩落による断水もありました。水や救援物資の配布、洗濯のできる場所の紹介などで走り回る中で、もともと時間・お金・人に余裕のない家庭ほど、非常時にはより困難に陥ることを痛感しました。

小さなNPOができる支援には限りがあるけれど、「社会全体での子育て」を少しでも前に進めるためにこれからも地道な活動を続けます。物価高にため息をつきながら、閉塞感や不安を感じながら子育てしている皆さんと一緒に、「おたがいさま」で生きていきたいと思っています。

寄付金の使い道

寄付金の使い道の画像
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ご寄付は、当会の子育て支援活動全般のため、大切につかいます。


子どもの居場所運営経費(食材費・水光熱費・ボランティア謝金・・)


支援食材購入費(米・食材・生活用品・・)


・・・ほか、法人の基盤を支える事務局経費(ニュース印刷・通信費・人件費・・)としても、有効に活用させていただきます。

https://cohouse.jp/

代表:谷口知美

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