私たちの取り組む課題
①親子の居場所づくり (フリースクールや子育てサロン)を通して、子育ての負担を軽減し、子育ての喜びを共有します。そのときそのときやりたいことを思う存分できる環境を提供しています。対話をはじめとして、遊びや食事を共にすることで心を満たす活動をおこなっています。それは夏休みにおじいちゃんの家に遊びに来ている感じです。青少年の社会的自立に先立つ精神的自立を促し、自分だけにしかできない生き方を支えています。学校へ通っているお子さんも一緒に過ごしています。人と人との心に隔たりを作らないことを目的としているからです。不登校の子の様子を見るために、年度末にはそれぞれの担任の先生との面談を設定します。その子の成長を感じて安心していただきたいからです。長年、不登校支援を続けているスタッフや特別支援教育に携わっていたスタッフたちが子どもたちと協力して、オリジナル学習プリントを作成し、取り組んでいます。
②青年の居場所づくり(高校生以上の青年たちの集い場)を通して、青年期特有の自己探求を哲学的アプローチからお手伝いしています。仲間や仕事を共に探していくプロセスの中で、自分らしさを発見し、社会的自立を目指しています。【就職】という巨大なプレッシャーをたったひとりで抱え込むことのないように、グループチャットなどを活用して気軽にコミュニケーションがとれるようにしています。安心してトライ&エラーができる関係性を構築し、自分の適性や人生設計を自分軸で描けるようにサポートしています。フリースクールや青年サロンを卒業し、社会的自立を果たした先輩との交流の機会も提供しています。
③女性のしごとづくり(主にシングルマザーの方の経済的自立)を通して、子育てに時間と労力を費やしてきた女性が自由な個人として尊重されるように個別またはサロン形式でサポート。クリエイターやアーティスト、サイエンティスト、さらにHSPの方が自分のやりたいことに安心して専念できるようにサポートしています。環境さえ整えば、本来持っている実現力を発揮できるからです。自分にしかできない仕事を見つけ、生きる喜びを感じられる体験を提供しています。
なぜこの課題に取り組むか
女性、特にシングルマザーの方にとって、子育ては心理的かつ肉体的負担が大きく、孤立しやすい現状があります。安心して思いのままに、負担が少なく子育てができる地域社会を目指しています。
今もなお不登校に対する偏見や理解不足が根強く残っています。学校外での多様な学び、本質的な学びに主体性をもって取り組める環境を提供したいです。少子高齢化がさらに進み、汎用性AIが普及し、産業構造は大きく変化し、既存の概念のとらわれず、生き抜く力が重要になってくるからです。
一度つまずくと立て直しが難しい青年をサポートすることで、経済を支える労働力としての役割を果たし、次の世代を育み、してほしいからです。
愛の実験的イノベーションを進めていきたい強い思いがあります。ここでいう愛とは、すべての事物事象を愛でること、人間臭さを愛でることであります。
寄付金の使い道
①買い出し、調理や配膳、後片付け、そして食にまつわる思い出づくりのための『食材購入費』『調味料購入費』『食器・調理器具購入費』『洗剤・除菌・掃除用具購入費』
②自然とふれあい、感覚的な栄養の供給を図る活動。やがてよりどころとなる思い出をつくるためのアウトドア体験や小旅行にかかる『交通費』『備品購入費』『施設利用料金支払い費』
③知的好奇心を刺激し、教養を涵養し、それぞれの趣味の世界を極めるための情報収集ツールや発信手段等にかかる『教材購入費』『設備拡充費』