私たちの取り組む課題
新型コロナウィルス感染症と最前線で立ち向かう医療機関の皆さまに、
北海道産のオーガニック食材を使った おいしくて身体に優しい料理を無償でお届けし、
「感謝と応援を伝える」プロジェクトです。
ウイルスや感染リスクの不安など、目に見えないものと対峙し、最前線で立ち向かいながら働いてくださっている方へ心からの敬意と感謝を申し上げます。
医療現場の中には、24時間体制でご飯をゆっくり食べる時間さえとれない、時間はあったとしてもまともに食事を取れる状況にないと聞いています。
そんな方々に、美味しいご飯で少しでもホッと出来る時間をお届けしたい!
栄養や健康面も考慮したエネルギーたっぷりの食事で、元気に頑張れますように…!と願いを込めてこのプロジェクトが始動しました。
また、本プロジェクトは日頃食材を生産してくれている生産者さんたちの余剰食材も利用し、食べる方だけではなく、生産者も、調理人も喜ぶ、多くの方々の応援・喜びが連鎖していくものになっています。
料理には⼈を笑顔にする⼒があると信じています。最前線で働いてくれている医療機関の皆さまに、⼼をこめた料理で笑顔を運び、感謝の気持ちを伝えられれば幸いです。
なぜこの課題に取り組むか
私たちは、北海道札幌市でオーガニックに特化した飲食店を営業しております。
なぜ飲食店がこのようなプロジェクトを行っているか、少し説明させて下さい。
飲食店は御存知の通り、コロナ禍により売上が激減し大変な状況にある中、北海道は2月に外出自粛要請があったため、Organic Kitchen Chikyuでは2020年3月1日からお弁当の配達サービスをスタートしました。
3月時点で大口の予約は全てキャンセル、更に北海道は2度目の自粛要請、全国的な自粛でした。
「生産者からも、出荷先が休業で食材が余ってる、どうしよう!」と連絡が来ます。仕入れたくても仕入れられない。これがこのまま続いたら、経済や食材は一体どうなるんだろう!?そんな不安でいっぱいでした。
しかし、そんな時に看護師の友人からLINEが来て『毎日の不安と緊張感、ストレスで本当に辛い』というような内容が書いてありました。
もっと大変な思いをしている人たちが沢山いるんだ!とハッとさせられました。
不安を感じながらも必死に、見えないウイルス、そして見えない不安を抱えながら患者さんのために、最前線で働いてくれている方々のために、私は、いまできることをしたい!
食を通じて笑顔になってもらいたい、少しでもホっとできる瞬間を届けたい!という想いが湧き上がりました。
更に、プロジェクトを進めている上で、様々な支援機関から医療現場にはサポートが入っていますが、一人親家庭や、児童養護施設など、支援がなかなか行き渡らない方とも出会う機会をいただきました。
そこで、医療機関だけではなく、そういった場所や団体にもオーガニック弁当をお届けして、喜びのリレーをつなぎたいと思います。
寄付金の使い道
お弁当を届ける数が増える=原材料の発注が増える=生産者の余剰食材が少しでも減らせる!
そんな財産=リソースを使って、飲食店という立場だからこそできることが
◎美味しくて健康的なお弁当を届けること(北海道産の有機・自然栽培の野菜、発酵食品など)
◎生産者の助けにもなる(余剰食材を買い取ります)
この2つができるのは飲食店にしか出来ないんじゃないかと思います。
寄付金の使い道
皆さまに料理を届けるために寄付金を利用させていただきます。
(対象:医療機関や児童養護施設、一人親家庭)
具体的な用途は
1.食材費
2.包材費(容器・お箸など)
3.調理に関わる水道光熱費
4.運搬費用(ガソリン代や一部高速道路利用代など)
5.メッセージカードやメニューなどの紹介に関わる印刷用紙代
6.受入希望施設からのお問い合わせに対応するなどの事務局運営費
最終的な用途については、プロジェクトのウェブサイトにてご報告させていただきます。
事業所の規模にもよりますが、1回につき10食〜最大で100食まで1日で提供が可能です。
また、支援いただいたの資金の使用使途や無償提供食数はSNSなどで、出来るだけ定期的にリアルタイムで公開していきます。