事業の目的
「放課後の教育格差」を解決することを目的としています。
文部科学省の「平成26年度子供の学習費調査」によると、家庭が自己負担する教育支出(学習費)のうち、約6~7割が学校外教育費(学習塾や習い事等の費用)であることが明らかになっています。日本では、経済格差による教育格差は、学校外教育で生まれやすくなっています。
これまでの活動
私たちは、寄付金を原資に、経済的困難を抱える子どもたちに対して、塾や習い事等で利用できるスタディクーポンを提供しています。
▼スタディクーポンの特長
・特長1:現金給付と違い、クーポンの使途は教育活動に限定できます。
クーポンを支給することで、教育以外の目的に使用されることがなく、確実に教育機会を提供することができます。
・特長2:子どもは幅広い教育活動の中から自分の受けたいサービスを選択できます。
クーポンは、学習塾だけでなく、スポーツ教室や文化活動(ピアノ教室等)などでも利用することができます。
・特長3:大学生ボランティアが定期的な面談を通して、子どもたちを継続的に見守ります。
大学生ボランティアが、子どもたちの学習・進路相談にのったり、クーポン利用に関するアドバイスを行うことで、クーポンの有効利用を促進します。
これまでの事業成果
これまで約10年で、延べ4,500名以上の子どもたちにスタディクーポンを届けてきました。大学生ボランティアや寄付者として、CFCの活動に参加するクーポン利用者卒業生も出てきています。