私たちの取り組む課題



1.若者等の社会参加の機会の創出
- 居場所活動
- 就労準備支援
2.生活困窮家庭の支援
- 子ども食堂
- 学習支援
3.見守りが必要な子どもたちの家庭訪問
- 子ども見守り宅食
4.災害時〜復旧・復興の応援
- 被災地での炊き出し活動
- 拠点での被災地応援品販売活動
なぜこの課題に取り組むか



自身の経験
理事長の杉浦です。私自身の20代前半はとても荒んでいて、周囲に迷惑をかけることばかりでした。そんな私が50代後半までどうにかやってこれたのは、周囲の人たちの私への寛容さと、私を信じてくれる優しさでした。もし親や友人知人から突き放されていたら、今頃どうなっていたことかと思わずにはいられません。
孤独・孤立の危うさ
人は孤独感に苛まれ、孤立してしまった時に、負の感情に支配され、思わぬ行動に出てしまうか、あるいは全く立ち止まってしまうかのどちらかだと思うのです。それはその人自身の不幸という問題にとどまらず、周囲の人、ひいてはその人たちのコミュニティ全般の活力喪失にもなりかねません。
社会全体の責任
そういった危うさを社会の一員である一人ひとりが認識し、つまずいた人や困難を抱えてしまった人が孤立しないでいられるよう、自分にできることは何かと考え、時に具体的に行動することが求められていると思うのです。私自身の経験がなおさらそう思わせているのだと感じていますが、同じように考える人が一人でも増え、仲間となって行動することで、草の根的セーフティーネットが拡大していくと考えています。
寄付金の使い道


拠点「コミュニティ・カフェわおん」の維持費
支援活動の多くは補助や助成を受けていますが、日常的に運営しているカフェの家賃やカフェスタッフの人件費などがカフェ利用者からの収益だけで賄うことが困難であり、その不足を補えればと考えています。
被災地への炊き出し活動
発災後1年以内にはほとんどの活動助成メニューがなくなります。しかし被災地によっては長期的に支援が必要なケースも多く、その経費を捻出したいと考えています。
また突然発生する災害に迅速に行動できるような資金面での余裕も持てることが理想です。