事業の目的
私たちの中に、仕事で市場に出入りしているメンバーがいます。
ある時、彼からこんな相談がありました。「棄てられてしまう食材、こども食堂へ寄付できないかな。」
彼の話によると、「市場では毎日のように大量の廃棄食材が出る。ちょっと黄色になったバナナ、一本だけ髭が伸びた玉ねぎなど大半がまだ商品として使えるレベルの物なのに『見てくれが悪い』から廃棄になる。こんな勿体ないことはない。何とかこれを活かせないか。」そういった内容でした。
恥ずかしながらあとで知ったのですが、私の住む市原市でも食うに食えない子供たちがたくさん居ることや、毎日スーパーに廃棄の弁当や惣菜をもらいに来る小学生が居ることを知り、涙が出る思いでした。
せっかく有志で立ち上げた団体、何か意味のあることをしたい。
それが出来る環境にあるのであれば、我々で何かやろうじゃないか。
ただ、我々が子ども食堂を開くというのはマンパワーや資金面などの理由で現実的ではなく、
それであれば既存のこども食堂を運営しているグループや自立援助施設等への「ロス食材提供」を行うのが良いのではないかと考え、
上記の取組みをされている方々に相談したところ、是非お願いしたいという話になり、
現在、ほぼ毎週にわたり「ロス食材の提供」を行っています。
これまでの活動
こども食堂運営事業者、児童福祉施設、自立援助ホーム、老人施設などへの寄付を定期的に実施。
これまでの事業成果
2021/1より開始したばかりですが、本当に食材を欲している各施設に対して提供しているため、多くの感謝の声を頂いています。
事業の必要経費
① ロス食材仕入れ経費:8,000×4回=32,000
② 運送費:4,000×4回=16,000
計:約50,000(月あたり)