私たちの取り組む課題
家庭や学校が安心安全な場所と感じられない、経済的に厳しい、頼れる人がいないなどの子どもや若者の困りごとを一緒に考え必要なサポートをします。
◆子どもの社会的居場所//ぐれいぷハウス
◆学習支援//げんき
◆自立支援型シェアハウス//ますかっと
◆就労支援//ぐれいぷワークス
◆お母さんと赤ちゃんの居場所//ぶとうのたね
今年度から
◆居住支援//レザン
なぜこの課題に取り組むか
尼崎市は土地柄ひとり親世帯と生活保護世帯の多い地域です。養育者が生活に困窮することは、子どもの育ちや進路に大きく影響します。子どもや若者が心の安定を得て、自分の希望に向かい生きていくことを願っています。
代表(赤井郁夫)よりメッセージ
今できることを続けていく
私たちがしていることは、何なのか、子どもたちの社会的居場所づくり、自立の支援をしています。
もともと、なぜこれらのことを始めたのか?それは、目の前の困っている子どもに出来ることはないのか?と考えたからでした。
例えば、家が居場所ではなくなってしまった子どもに、家にいる時と同じように過ごしてもらう。
学校が居場所にならない子どもが、代わりに居られる場所として、教えてもらったり、考えたり、友達が出来たりする。
長期的な関わりを持ち続ける
その子どもたちが大きくなる。
一人立ちをする、パートナーを探す、仕事を始める時に上手く行くだろうか?
それまでの人生のすべてを掛けた大仕事です。
この時期に望まない妊娠をすることもあります。
子育てが始まる人もいます。他人との関係が上手くできずに子育てでも孤立することがあります 。
いろんな人のサポートを受けて成し遂げたり、乗り越えたりしていく。
そこでも上手く行かないことがある。
行政のサポートを受けられなくて困ることもある。
そんな時に頼れる場所であって欲しい。と思います。孤立しないように。
私たちがしていることは、誰もが孤立しないための場所作り···です。
子どもたちが家や学校で受けられなくなっているサポートやケアを補完しようとしています。今それらの支援が届いていない人が孤立しないように。
寄付金の使い道
1)事業の運営費に使います。
家に帰りたくない若者のための『ナイトぐれいぷ』を週一回10月から始めます。SNSなどで周知して今までつながりのなかった若者にも利用してもらえるように、夜22時半まで開室します。
若年ママやシングルマザーなど、よりケアが必要な親子を対象としたお母さんと赤ちゃんの居場所『ぶどうのたね』は、子育ての相談をしながら「頼ってもいい」「弱音を吐いてもいい」と思えるお母さんの居場所作りをしています。
2)子どもの居場所『ぐれいぷハウス』を利用する子どもや若者のお腹を満たす食糧費に使います。
小学生から20代前半の子どもや若者が、自宅や実家のようにくつろいで愚痴や悩みを相談していきます。年360日開設しています。ぐれいぷハウスに行って何か食べようと思ってもらえるように、いつでも食事やおやつを用意しています。