私たちの取り組む課題
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、公演や事業が中止となった。そこで、コロナに負けず、公演がないときでも、気軽に立ち寄れる居心地のいい場所をめざすことにした。景観整備に力を入れたところ、地域の人たちからも好評!
2021年春は、シアター周辺の桜のお花見に併せてマルシェも開催したところ、160人が来場。また、シアターの樹木に灯りを灯したことも好評だった。
11月には、しいの実シアターの広場に焚き火台をいくつか置いて、焚き火を楽しむ屋外イベントを開催したところ、300人を超える来場者があった。コロナ禍で出かけることができずにいる人々が、屋外で焚き火の炎に癒しを求めている様子だった。そして、「初めて来た」「いいところだ」「公演を観に来たい」という声をたくさん聞くことができた。
なぜこの課題に取り組むか
コロナ禍、ピンチを乗り越えて!
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、公演や事業が次々と延期・中止になりました。
劇団員は、フェイスシールドとマスクをつけて稽古。
遠くから来る俳優は、移動制限のため、集まることもままなりませんでした。
そんな中、「できることは何だろう」と考えて、公演がなくても気軽にシアターに来ていただけるよう、
春はお花見、秋は焚き火など、屋外での無料イベント企画開催しました。
すると、予想以上にたくさんの方が、ご来場になり、大変喜んでいただき、
私たちも元気がでて、ピンチを乗り越えることができました。
ひきつづき、シアター周辺の景観を美しく楽しい場所にしていきたい。
寄付金の使い道
これまで、周辺の樹木に少しずつ点してきた灯りの範囲を広げていく。
周辺の地域も明るく照らすための電球増設の経費。
3月から4月の桜の時期には、地域の人にしいの実シアターへ来てもらうため、さくらイベントを開催する。
夜桜とともに焚き火を楽しんでいただくための焚き火台購入経費。