事業の目的
青少年の健全育成を目的とし、
大学生(短大生・専門学校生)が、自然の中で、利用者(キャンパー)とキャンプ生活をしながら、
グループ活動を通じて共に成長し合う環境を継続的に提供しています。
アサヒキャンプは学生ボランティアによる組織キャンプの草分け的な存在として70年の歴史を刻んでいます。
これまでの活動
学生ボランティアは4月に募集し、5月にガイダンス・体験キャンプ、そして勉強会に参加します。
1年目、2年目は、キャンプリーダーを経験し、3年目は、ディレクター学年として活動全体の企画を担います。
4年目の学生は、ディレクターをサポートします。
組織的な体系をつくり、それぞれの立場でしっかりと動ける体制をつくっています。
キャンプ事業の企画、グループ運営、様々な勉強会を通じて成長し、
応急処置講習会、キャンプ場での模擬訓練はもちろんのこと、
もしもの場面を想定して常に安全の確保など、
自主的に活動できる環境をOBOGがサポートしています。
また、アサヒキャンプで知り合う仲間たちのほか、
他の野外活動団体の学生、参加する子どもや家族ら多くの人たちと出会い、
多くのことを学ぶ機会があります。
学生ボランティアは、開催するキャンプ事業のなかで、子どもたちと共に成長し合うことから、
キャンプリーダーではなく、「キャンプカウンセラー」と呼んでいます。
これまでの事業成果
卒業したOBOGは700名以上。
一般企業の他、教員、公共、福祉、医療の現場で活躍している先輩がたくさんいます。
組織キャンプの中で、多くの事を体験しながら学ぶことは、
社会の中で実践的に役立つ知識や経験です。
また、何より寝食を共にした仲間との交流は、
卒業後にも、刺激しあい、いろとりどりの人生を豊かなものにしています。