私たちの取り組む課題



大切な人 ( 家族、友人、恋人等 ) を自死、事故、病気、犯罪、などで亡くされた方が、自らの抱える苦しみ、悲しみなどを安心して語り合い、分かち合うことのできる場所として、2023年8月から熊谷市で「わかちあいの会」を開催しています。
わかちあいの会は毎月第4日曜日に1回開催し、現在は7~10名程度が定期的に参加しています。
活動では、気持ちの共有だけでなく、日常生活の中で感じている不安や困りごとを自然に話せる関係づくりを大切にしています。
あわせて、お散歩会やグリーフケアワークショップを開催し、言葉にすることが難しい時期の方でも無理なく参加できる機会を広げていきます。
2025年では、自然に触れ合うグリーフケアとして、埼玉県秩父郡長瀞町でお散歩会を実施しました。
スタッフを除く6名が参加し、長瀞の自然を堪能しました。
落ち込みにより、外に出ることが難しい人も、みんなで行くことで一歩が踏み出せたとの声をいただきました。
ワークショップでは約2時間かけて2つのワークを行いました。
1つ目はコンディショニングトレーナーのあつこ先生による呼吸法と姿勢改善について 2つ目は本業がエステティシャンの代表 山中によるフットマッサージ。
言葉に出すことが難しい人は、このようなワークショップは効果的に感じました。 そして、遺族は心身のバランスを崩してしまう人が多いので、体を整えることの大切さを伝えるために継続していこうと思っています。
なぜこの課題に取り組むか

代表の山中は、19歳の時に母を自死で亡くしています。
その時にはわかちあいの会という存在があることを知らなかったため、辛さを誰にも話せず孤独を感じ、ひきこもりがち
になり社会的にも孤立しました。また、家族や親族で悲嘆を分かり合うことの難しさを痛感しました。
自ら「わかち合いの会」に参加し、同じ境遇の人と話すことの大切さに気づいた経験から、市民団体を立ち上げました。
大切な人を失った時、誰しも様々な感情を抱えます。
- どうして、こんなことになってしまったの?
- もう会えないなんてウソ!会いたくて会いたくてたまらない。
- 居ないことが現実とは思えない。受け入れられない。
- 自分のせいで、大切な人があんなことになってしまった。
- もう嫌だ。何も見たくない、聞きたくない!
泣いたり、怒ったり、落ち込んだりと、感情が不規則になったり、現実逃避をしたりします。
一番最悪なのは、突発的にあとを追って自分も逝こうとしてしまうことです。
グリーフケアでは、まずは抱えてきた本音を吐き出し、 暗闇と混乱の中にいる状態から、一歩抜け出すことが重要です。
こうすることで、「あの人のあとを追って私も・・・」という考えから抜け出すことができます。
このように、わかちあいの会は「後追いという自死を止める」ことに繋がります。
支援金の使い道

わかちあいの会は一度だけでなく何度も来てほしい、勇気を出して申し込んだ初めての方も参加しやすい会にする、という思いで運営しているにも関わらず、定員オーバーが続き参加できない方が増えるようになってしまいました。
そのため続けて参加してくれている方、初めての方にもそんなところで気をつかわせてしまわないよう2024年6月に会場を広い会場(コミュニティスペースキューノ)に変更し、定員を6名から20名に増やし活動を続けています。
しかしながら、それにともない会場やスタッフ等の運営費がかさむようになり、活動の継続が厳しい状態です。
また、沢山の人々に知ってほしいため、広報活動や啓発活動のための勉強会などももっと開いていく必要があると感じています。
誰一人取り残さない社会を実現していきたい。 どうかそのための活動を私たちと一緒に支えてください。

