私たちの取り組む課題
アジア・アフリカ・中南米の貧困地域において、それぞれの地域が抱える課題、特に貧困や飢餓、健康・教育の格差といった課題の解決に取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか
著しい困窮、紛争、災害、また行政の脆弱性などにより、保健医療サービスや基礎教育など様々な分野において、日本では当たり前に得られる機会を享受できない人々が、世界にはまだたくさん存在しているからです。
そうした状況におかれた人々が暮らす地域の平和(=今日の家族の生活と明日の希望の実現)を、アジアやアフリカ、そして中南米のコミュニティが伝統として守ってきた「相互扶助」に基づいて支援・協力することを、アムダマインズは基本姿勢としています。
課題解決に取り組むにあたり、「コミュニティの主体性や自立発展性を念頭に活動に取り組み、最終的には社会の最小単位である家族がより幸せな生活を営めるよう、社会の最大の単位である地方行政組織がより良い社会を築いていけるよう、関係者とともに知恵を絞り協力すること」を、私たちは大切にしています。
寄付金の使い道
アムダマインズが取り組んでいる次の4つの活動に使わせていただきます。なお、3,000円以上のご寄付に限り、領収書を発行いたします。領収書は、毎年1月下旬から2月上旬に郵送します。お急ぎの場合は別途ご相談ください。
1. 生活を支えるための支援
換金作物の栽培技術指導や灌漑設備の整備などの農業支援、マイクロファイナンス(小規模金融)を通じた起業支援などを通じて、収入源の多様化と生計向上に取り組んでいます。経済的な安定はあらゆる面での自信につながり、さらなる好循環につながります。
2. 命を守るための支援
妊産婦の保健教育、診療所の施設改善、医療資機材の提供など、安心して出産できる環境の整備と、これらが持続可能となる仕組みづくりを進めています。また、安全な水の供給やトイレの普及などによる公衆衛生の向上にも取り組んでいます。
3. 学びを促すための支援
貧困や差別などの理由で十分な教育を受けられない子どもたちへの支援に加え、学校の教育環境や設備の改善を図ることで、学ぶための機会を提供しています。その際、親や地域住民に教育の大切さを認識してもらいやすくなるよう、工夫を凝らしています。
4. 人を育てるための支援
地域保健ボランティアや助産師、地方行政スタッフなど、さまざまな立場の方に対する人材育成を進めています。地域の課題を認識し、住民や関係者が自ら課題に取り組むことができるよう支援する事。それが持続的な社会開発につながります。