私たちの取り組む課題
・難民支援
災害や紛争に見舞われた難民や被災者に対し、防災や減災、レジリエンス(立ち直る力)の視点をもち、教育や就業支援等を通じて中長期的に支えます。
・災害支援
発災直後に必要な食料等の物資配付のほか、日常生活の再建に向けて、特に支援が必要とされる障がいのある方々を中心に復旧・復興期までを支えます。
・障がい者支援
障がいのある方の経済的・精神的・社会的自立を促す活動として、職業訓練校の運営や誰もが適切な配慮を受けて学習できるインクルーシブ教育事業を行っています。
・地雷対策
地雷や不発弾などの危険から身を守るための講習や、被害者支援、除去活動の支援などを行っています。
・感染症対策
トイレや手洗い場などの設置や、感染症の罹患を予防する講習などを行っています。
・啓発(国際理解教育)
年間80件近くの訪問学習や講師派遣を受け付けています。長年の活動で培った専門的な知見・調査を、政府や国際社会に届ける提言活動も実施しています。
なぜこの課題に取り組むか
心や身体に傷を負った難民の子どもたち。仕事も家も故郷も失った大人たち。
それらを取り戻すことはできませんが、将来は築いていくことができます。
そのためには、一人ひとりに寄り添い、前を向いて歩み始めるまでを支える支援が必要です。
AAR Japan[難民を助ける会]は、難民・避難民の方々へ緊急期に「命をつなぐ支援」と中長期的に「避難先での暮らしを支える」活動をしています。
長期化する避難先での生活が少しでも良くなるよう、教育や生計支援、精神的サポートなどを実施しています。
「難民」と一口に言っても、私たちと同じように、一人ひとりに人生があります。誰もが、故郷での楽しい記憶やつらい経験があります。
難民となり、母国を離れざるを得ない苦しみは、はかりしれません。しかし自然災害と隣り合わせの日本人は、ある日突然家を追われる悲しみを理解し、そして家を追われた複雑な背景を抱える一人ひとりに、寄り添うことができるのでないでしょうか。
そんな日本人の皆さまとともに、今支援を必要とする人々を支えていきたい。皆さまと支援の輪を広げていけたら幸いです。
寄付金の使い道
AARが活動する、日本を含めた世界14カ国の活動において、今一番必要とされる支援に活用いたします。
私たちの活動は、皆さまのご支援に支えられています。
ご不明な点があれば、いつでもお問い合わせください。