私たちの取り組む課題



現在、日本では少子化の影響や学校部活動の地域移行により、中学校進学時に希望するスポーツ競技の継続が困難になる子どもたちが増えています。特にサッカー競技においては、部員不足のためにチーム編成ができず、競技そのものが成り立たなくなる中学校も多く見受けられます。
また、地域のクラブチームに入団するという選択肢も、入団試験(セレクション)によって門戸が狭く、合格できなかった子どもは競技を諦めざるを得ないケースも存在します。これにより、「サッカーを続けたい」と願う子どもたちが、意欲や可能性を持ちながらも、継続の機会を失ってしまうという現実があります。
なぜこの課題に取り組むか



私たち横須賀ジュニアFCは、「サッカーを続けたい」思いを大切にしたいという信念のもと、1985年の創部以来、セレクションを行わずすべての子どもに門戸を開くクラブ運営を行ってきました。
サッカーを通して子どもたちが仲間と出会い、支え合い、成長していける場は、技術だけでなく心の成長にもつながる大切な機会です。その機会を年齢や技量で奪われることなく、すべての子どもが生涯にわたってスポーツに親しめる環境が必要だと私たちは考えています。
2024年9月からは、神奈川県中学校体育連盟への加盟を果たし、横須賀市内の中学校サッカー部との連携をさらに深めることで、より多くの子どもたちが安心してサッカーを続けられる地域づくりを目指しています。
今後も、誰もが参加できる「門戸開放型」のクラブチームとして、地域と連携しながら活動を広げていくため、皆さまからの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
支援金の使い道



安定した活動場所の確保のために
現在、横須賀ジュニアFCは市内中学校のグラウンドや体育館をお借りしてトレーニングを行っていますが、使用可能な日程が限られており、練習の機会が制限されることがあります。そのため、活動場所が確保できない日には、市の体育施設や民間のフットサル場を利用しています。
しかし、これらの施設の使用には高額な利用料がかかるため、チームの継続的な運営に大きな負担となっています。
寄付金は、子どもたちが安定してサッカーに取り組めるよう、必要な練習場所の確保・利用料の補助に充てさせていただきます。
その他、遠征合宿費、地域の青少年チームとの合同練習会会場費、チーム備品購入費に充てさせていただきます。