私たちの取り組む課題

カンボジアでは、高校を卒業した後も、さらに学び、将来につながる力を身につける機会に進める若者は限られています。特に地方部では、家庭の経済状況や地域の雇用環境によって、進学や職業訓練、安定した就職への道が狭まりやすい現実があります。
山本日本語学校があるシェムリアップでも、学びたい意欲を持ちながら、授業料や生活費の負担により、学びを続けることが難しい若者がいます。
私たちは、日本語教育を単なる語学学習ではなく、若者が将来の選択肢を広げるための力だと考えています。日本語を学ぶことで、就職、留学、国際交流、日本語を活かした仕事など、これまで見えにくかった未来への道が開かれます。
そのため、山本日本語学校では授業料を無償とし、経済的な理由で学びを諦めることがないよう、学習機会を届け続けています。
なぜこの課題に取り組むか

山本日本語学校は、「日本とカンボジアの架け橋になる」という思いから、1996年にカンボジア・シェムリアップで始まりました。創立以来、約30年にわたり、授業料無償で日本語教育を提供し、これまでに約700名の卒業生を送り出してきました。
カンボジアは、1970年代のポルポト政権期に教育制度が大きな打撃を受けました。その影響は世代を超えて残っており、特に地方部では、学びの機会や将来につながる選択肢が十分にあるとは言えません。
私たちは、家庭の経済状況にかかわらず、意欲のある若者が学び、自分の可能性を広げられる環境を守りたいと考えています。
山本日本語学校では、日本語の授業だけでなく、日本文化体験、作文・発表、交流活動、学校行事などを通じて、学生が実際に日本語を使い、自信を育てる機会を大切にしています。日本語を学ぶことが、学生一人ひとりの進学、就職、留学、そして日本とカンボジアをつなぐ未来につながると信じています。
支援金の使い道

皆さまからいただいたご支援は、山本日本語学校で学ぶ学生たちの無償の学びを継続するために、大切に活用します。
主な使い道は、以下の通りです。
・日本語教材、プリント、ノートなどの学習に必要な費用
・日々の授業を支える教師の給与・人件費
・机、椅子、ホワイトボードなど学習環境の整備
・節分、七夕、書道、茶道など日本文化体験や学校行事の実施費用
・学生が安心して学び続けるための学校運営費
例えば、1,000円のご支援で教材やプリントの一部を支えることができます。5,000円のご支援で文化体験や学校行事の実施を支えることができます。10,000円のご支援で学習環境の整備を支えることができます。100,000円のご支援は、教師1人の1か月分の給与の目安となり、日々の授業を届け続ける大きな力になります。
山本日本語学校は、授業料を無償で提供しているため、教材、授業、教室、学校行事の一つひとつが、皆さまのご支援によって支えられています。いただいたご寄付は、学生たちの学びと未来につながる形で活用します。

