私たちの取り組む課題
今、流山の森が危ない! 「都心から一番近い森」を守る
流山は人口増加率6年連続全国1位を誇る街ですが、一方で、急速に都市化する中、北総台地西淵に残る貴重な緑地が風前の灯火となっています。
R6年にも、30年以上前に検討され1997年に計画決定された区画整理のもと、歴史・生態・立地的に高付加価値な森がまた1つ消えます。
その森の記憶を忘れないために、「記憶の森」というイベントを行いました。
MOVE1
MOVIE2
社会的には、災害対策、住環境、様々な面から緑地の価値が見直されています。
次の「記憶の森」をつくらないために、「都心から一番近い森」を守る行動に出ました。
対象地
都心から一番近い森を形作る「思井~芝崎、古間木~野々下」(OSFN)などにおける斜面緑地、森、農地などのみどり
流山の典型的な谷津地形のエリアです
目標は【愛されみどり♡】【住癒隣接・半緑半Xライフ♡♡♡】
・危険・危ないと忌避される「迷惑みどり」ではなく、安全・健全な「愛されみどり♡」を維持すること。
・「住」まいと「癒」しが隣接し住みよい街で半緑半Xなエコでヘルシーなライフスタイルを実現し、その環境を次世代にも引き継ぐこと。
なぜこの課題に取り組むか
住宅地近くの、この豊かなみどりを守りたいという気持ちを大切にして、行動につなげる
多くの人が、守りたいと思いながらも、開発圧力に押されて、どんどん消えゆく森や豊かな生態系。
それを嘆いて悲しんでばかりいても何も変わらない。
一人一人がそれらを大切に思う気持ちを沢山集めれば、何か変わるかもしれない。
私たちSGPはそんなことを考えました。
森のために私たちができること10
とはいえ、何をすれば…?と、普通はなると思います。
そんな、流山の森や自然環境を守りたいけれども、一体何をすれば…?という方に、一つでも多くの選択肢を提示したいと思い様々なProjectsを行っています。
その中で、「寄付をする」というのは、「意思表明をする」ことにもつながりますし、活動をしている人を「支える」ことにもつながるとても大切なアクションです。
森を残したいと思っても、思いだけでは残せない。そんな悔しい思いをしてきました。お金を集めることで、他団体に誠意をもって意見を伝えることもできます。実際に緑地を購入することもできます。ご支援よろしくお願いします。
寄付金の使い道
次の①または②になります。
① 緑地を購入し活用するトラスト事業
公的機関への寄付を通じた公的機関による購入もしくは、十分信頼できる機関による購入を目指して検討を進めています。
② 緑地を健全に維持管理するための、環境教育・維持管理実践・人材育成事業
活動例)
みどりのさんぽマスターツアー
流山のみどりを再発見する散策イベント
公園にも指定されていないような「名もなきみどり」、車の生活ではアクセスできないけれども「すぐそこにあるみどり」
などを訪れます。コラボプログラムも多数。みどりを見る目も養います。
ブラタモリを目指してはじめたうんちくおさんぽツアーです。
知らないうちに身に染み込む環境教育。
マイモリプロジェクト
民有緑地を利用した、緑地の周知および活用実験です
相続税や開発など社会的な状況により激減しつつある民有緑地を持続的に維持する新しいしくみを
実験しながら創っていきます。(維持管理実践)
土中環境講座
訪れて気持ちのいい、健全な森を育むため、
森を土中から健全にしていくワークショップなどを行い、森の手入れができる人材育成を図ります。
流山みどりのまちづくりシンポジウム・提案作成
アウトドアの活動に加えて、インドアで頭脳を使う活動を両輪で回していくことで、理解者やみどりのファンを増やし、
事業効果を高めていきます。(人材育成)
流山という郊外だからこそできること
流山には、「住宅地に近いのに、健康な森があります」
日常的に森の中で森林浴や生活の一部として利用することもできます。
精神・身体の健康維持に寄与、資産価値の維持向上、災害対策、、その価値はまさにプライスレス✨
山が荒れていくのを食い止めたくても、人手が足りないところも
人がいるけれども守るべき自然がないところもありますが、
流山という郊外には、守るべき自然と、そこに手を入れることのできる人の生活の両方が隣り合わせにあるのです。
その立地こそが流山で取り組む理由です。