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Nachshon Taishi Tanaka Films

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私たちは映画制作の過程で起こる心の変化やコミュニティの繋がりを大切にしながら、どんな人や地域の中にもある尊いものを発見して、深いところにある問題を社会に共有する映画づくりを目指しています。

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私たちの取り組む課題

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私たちは現在、以下の4つの活動を行っています。

①過疎化した地域で地元住民との映画制作

田中大志監督自身が2023年1月に京都府南丹市日吉町に移住して、地域の人々との関係性を作りながら「スタッフもキャストも全員地元民」というコンセプトで地域密着型の映画制作を行っています。2023年9月から日吉映画第一弾となる『地蔵に願いを』の撮影が始まり、参加した地元の子供や大人に映画作りの楽しさを実感してもらいました。2024年1月に映画を完成させ、初の上映会では地域内外の人が多く観に来られ会場が定員超えするほどの盛会となりました。今後上映会を行ったりSNSで発信していくことによって、地域の魅力を世間に知ってもらい、過疎化が進んでいる地域への移住促進に繋げていきます。

映画を作る体験を通して地域コミュニティの繋がりを強めたり、地元民がその土地の伝統と魅力を再発見するという意義を感じています。

現在第二弾を制作中で、全部で第四弾までの短編映画を制作予定です。


②被災した能登半島で祭りを行おうとする人たちのドキュメンタリー映画制作

令和6年元日に発生した能登半島地震。能登の宇出津という町では350年以上続く「あばれ祭り」という伝統的な祭りが毎年行われていますが、被災した今年もなお祭りを実施しようと動く地元の方々を追ったドキュメンタリー映画を制作し始めました。この映画によって能登半島の現状を社会に広く認知してもらいたいです。また祭りによって活気を取り戻す姿を通して被災者の方々に希望を与える作品にしたいです。


③自給自足集団「田歌舎」ドキュメンタリー映画制作

京都府南丹市美山町に「真のサステナビリティ」を目指して自給自足の生活を行っている田歌舎という百姓集団がいます。そこで働いている若者や田歌舎を主導するリーダーに密着して、彼らの生き方や思想を探るドキュメンタリー映画を制作しています。SDGsが多く囁かれている今だからこそ、真の持続可能な生き方とは何かについて考えていきたいです。


④フリースクール「学びの森」映像制作ワークショップ

フリースクールとは様々な理由で学校に行けない子どもたちを受け入れて、学びや体験の機会を与える場所。京都府亀岡市にあるフリースクール「学びの森」に通う子どもたちに、自己表現のツールとして映画制作のノウハウを提供するワークショップを行っています。内面に様々な問題を抱える子どもたちがカメラを通して何を見るのか、何を表現するのか。映画・映像を通して変化していく心に重点を置いてワークショップを行います。


さらに、過去に制作した映画の上映会も開催しています。

場面緘黙症をテーマとした短編映画『そのこえ』の全国上映会

場面緘黙症とは家族とは普通に話せるのに、学校や職場など特定の場面で話せなくなる不安障害です。2022年に場面緘黙を抱えた青年が主人公の映画『そのこえ』を制作、以降場面緘黙の認知を広めるために全国で上映会活動を行っています。

なぜこの課題に取り組むか

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あらゆる場所で起きている様々な社会問題を映画で提示して鑑賞者と共有することで、問題に対して考えや理解を深めたり、話し合いの場を作る必要性を感じています。


①地域の可能性を広げるため

自然豊かで人の温もりを感じやすいイメージがある田舎町。しかし、田舎には人口減少や少子高齢化、移住者と地元住民との関係性など、田舎特有の問題がたくさんあり、人と人との距離も昔より遠くなってきています。

私たちはそのような現実の問題も意識しつつ、映画づくりが地方問題について考える一つのきっかけになることを願っています。また、地域での映画づくりはこれまであまり接点がなかった離れた集落の人や世代の違う人と共に活動することで、新たなコミュニティを生み出しています。

地域のコミュニティの強化はとても重要な取り組みであり、同じ目的(映画制作)に向かって共に行動することでそれを実現することができると私たちは実感しています。


②被災地の「心の復興」を伝える

能登半島地震の発生から月日が経つにつれて、報道などで目にする機会は少しずつ減ってきています。しかし、倒壊した建物の多くは現在も手付かずのままで、避難所で生活されている住民の方々がたくさんいます。物理的な復旧作業も少しずつ行われていますが、地元の方々の精神的な復興はなかなか簡単にはいきません。

能登半島には350年以上続く「キリコ祭り」という祭りがそれぞれの町で行われていて、その全ての祭りに先駆けて行われるのが能登町宇出津の「あばれ祭り」です。祭りを愛する地元の人たちにとって、被災した今年に祭りを行うことは大きな希望と元気をもたらしてくれると信じています。田中大志はボランティアとして能登で作業をしながら、祭りに向かっていく地元の方々を記録させていただいています。

祭りによって【被災地の心の復興】が進み、多くの人が能登半島に意識を向ける機会になることを願っています。


③多様な生き方を考える

近年は多様性の重要さがいたるところで説かれているので、人々の生き方にも様々な変化が起こっているように感じています。また、スマホの登場や科学技術の革新で人々の働き方も多種多様になっています。だからこそ、改めて「生きる」とは、また「働く」とはどういうことなのかという問いを考える必要があると思っています。

田歌舎ではお米や野菜を自分たちで育て、また冬期には狩猟を行うことでほとんど自給自足の生活に成功しています。またそこで働く多くは20~30代の若者です。なぜ昔の百姓のような生き方に若者が惹かれているのか。若い人の中で起きている意識の変化に着目して、自然に根ざした「持続可能な生き方」を目指す人々を知ることで、古く新しい生き方を社会に共有できたらと思っています。


④子どもに自己表現のツールを提供する

子どもが学校に行けなくなる事情も様々あります。しかし問題の一つとして、「コミュニケーションの困難さ」が根底にあると感じています。誰しも内面にはいろんな感情が混沌としていて、なかなか言葉では思いを伝えられないことも多くあります。

現代は誰でも簡単に動画を撮ることができるようになりました。そんな中で自分の思いを表現するための一つのツールとして映像の作り方を子ども達に提供したいと思っています。映像の撮り方や作り方が分かっていけば、言葉では表現できない心の奥にある何かを映像を通して表すことができます。それは他者に思いを伝えること以上に、自分の心を具現化することで溜まっていた感情を昇華することにもなり、精神的に良い影響を自身に与えることになります。彼ら/彼女らの表現の可能性の幅を広げることができれば、未来の生き方がより豊かになると信じています。


寄付金の使い道

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私たちの作る映画作品は、人気や流行を追い求めて制作しているわけではないため出資の対象となりにくく、制作資金を集めることが難しい状況にあります。


映像制作費用として

撮影に関わる機材、衣装、道具類、移動費や書籍制作費に活用させていただきます。


作品上映費用として

制作した作品の上映会場費、移動費、配信費に活用させていただきます。


今後の目標:国際映画祭での作品応募

ある一定の映画祭で認められなければ、世間ではほとんど認知されないのが日本の映画産業の現状です。私たちが作る映画を1人でも多くの人に観てもらいたい。流行やお金に惑わされずに自立した映画づくりを続けながら、


カンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭・ベネツィア国際映画祭


という名だたる国際映画祭で受賞するという夢を皆様と追いかけられたら幸いです。

皆様からの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。


「Nachshon Taishi Tanaka Films」代表 田中大志

代表:田中大志

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