私たちの取り組む課題



内閣府の調査では「孤独感が常にある」という回答をした方の背景には、心身の不調・相談相手の不在・仕事がない・低所得といった回答が寄せられています。
ふつう(多数派)との違いから、"いきづらさ"が生まれているのはでないかとコネクトスポットは感じています。
"いきづらさ"を抱くことは悪いことでしょうか?
誰もが生きていく中で、
「仕事(学校)に行きたくないなー。」
「なぜ自分だけこんな苦しい想いをするのだろう……。」
「将来も不安だし、生きていてもしょうがないかも。」
そんな想いを抱いたり、そんな想いを抱く人に出会うかもしれません。
"いきづらさ"には意味があります。
その人が悪い訳ではありません。
「いきづらさを抱くのはダメ!」と一方的に対処しようとするのではなく、"いきづらさ"が持つ意味や心のメッセージを考えることを大切にしたいと考えています。
なぜこの課題に取り組むか



「いきづらさがあるのは仕方がない」と見過ごしてしまうと、格差・分断・差別は広がっていってしまいます。
それによって不利益を感じるのは次世代の人たちです。
今、この地域を生きるみんなとのつながりを深めていきたい、それを次世代のまちの景色として残していきたい。
そんな想いからこの課題に取り組んでいます。
地域の観光案内のように、いきづらさを感じている人がどこで誰とどんなことをしていけば、自分らしく過ごせるのか、自分に合ったつながりを見つけることができるのかのガイドをしています。
そして、コネクトスポットとつながったあなたにとっても、わたしたちにとってもいきやすい地域になればと願っています。
寄付金の使い道



コネクトスポットでは、その人に合わせた形でサービス提供をしています。
「いきづらさについて相談したい」そう思った人は
多様な専門職のいるスタッフとの個別相談を実施できます。
子どもから成人の方まで幅広い方の相談に乗ってきた実績があります。
「いきづらさを和らげる情報を知りたい」そう思った人は
ローカルメディアつなぎめの記事やポッドキャスの配信から情報収集することができます。
「いきづらさのある人でも参加できる場を探している」そう思った人は
コネクトスポットが企画するイベントに参加したり、マルシェの出店ブースへ足を運ぶことができます。
「何かいきづらさに関わる企画をしてみたい」そう思った人は
シェアカーゆるくるや事業所のスペースを活用して、居場所づくりなどのイベントを企画することができます。
集まった資金は
・いきづらさのある人のための相談事業を続けるための備品や運営費
・メディアやポッドっキャストなどの情報配信を続けるための備品や運営費
・人と人とがつながるイベントや居場所作りを開催していくための運営費
に活用させていただきます。