私たちの取り組む課題
「国際協力 NGO のスタッフがともに学び、NGO をアップデートするコミュニティ」
N ピボは、NGO で働く人がともに学び新しい発想や魅力を生み出すことで、本来持つ NGO の強みを活かしつつ NGO セクターにイノベーションを起こし、世界の課題解決を加速させることを目的に活動します。
Nピボは、国際協力NGOのメンバーが集うコミュニティーです。参加者は、団体を背負って参加するのではなく、「国際協力業界に関わる個人」として参加しています。Nピボへの参加資格は、国際協力NGOの職員、役員、インターン、ボランティアであること。会費は無料です。情報交換の場であるslackに参加しているのは135名(2024年3月現在)、メーリングリストには約300名の国際協力NGO関係者が登録されています。slack内部では、さまざまな情報交換ができたり、slack参加者限定イベントも頻繁に行われています。NGO関係者しかいない場だからこそ話せる話ができる空間です。Nピボの運営はボランティアベース。理事メンバーも、チームメンバーも報酬を受け取ることなく、各自のできる範囲で自発的に活動しています。
<2024年度事業計画>
(1)ピボット教室・ピボットインタビュー
● NGO セクターで働く中で、日々生まれてくる「お困りごと」や各個人が抱える悩みを slack上で拾い上げ、ピボット教室で気軽に相談できるようにします。N ピボメンバー限定のピボ
ット教室だからこそ可能なカジュアルな勉強会や相談会を実施していきます。
● NGO で働く個人の生き方にスポットを当てるピボットインタビューを月 1 回ペースで実施し、相談しやすい仕組みを作ります。
(2)オンライン勉強会イベント
● オンラインでの勉強会イベントを継続的に実施していきます。各界で活躍されている講師の方をお招きし、NGO セクターで働くメンバーに有益な学びの場を作ります。勉強会イベン
トをきっかけに、N ピボへの参加を促します。
● 他団体・企業との協働も積極的に進め、N ピボだからこそできる学びの場を作ります。
● 勉強会を通じて、団体の垣根を超えた協働のプロジェクトを推進していきます。
(3)情報共有
● 現在、多くの国際協力 NGO 関係者が登録しているメーリングリストの内容を充実させ、登録者を増やしていきます。
● 現在、slack コミュニティーを活性化し、ログインしたくなる場を育てていきます。
(4)その他(N ピボの目的を達成するために必要な事業)
● オンラインでの懇親会など、NGO セクターにおけるコミュニティ形成を進めていきます。
● 上記の活動以外に、N ピボの目的のために必要になった事業を柔軟に実施していきます。
なぜこの課題に取り組むか
世界中で貧困や紛争など、解決しなければならない課題が山積している今の世の中。たくさんのNGO関係者たちが日々悩みながら、それぞれの場所で活動をしています。そんな時、一人で悩むのではなく、Nピボのコミュニティーの中でいろいろな仲間と繋がり、励ましあうことがどんなに力になることでしょう。NGO関係者が無料で参加しやすい学びの場・繋がれる場を作り、彼らを応援すること。これが、Nピボがやりたいことです。NGO関係者が力をつけることで、世界の課題解決を加速できると考えています。これからNピボコミュニティーをどんどん活性化させていきたいと思いますので、ぜひ応援していただきたいです!
寄付金の使い道
Nピボwebサイトのサーバー維持費、Nピボが実施するイベント経費、法人化に必要な経費など、Nピボの活動の根幹を支え、Nピボが発展していくために使用します。運営人件費はいただきません。