私たちの取り組む課題
Listening to Communities (LtoC) とは?
私たちは、タイの国境地域で暮らすミャンマーの人々を支援する国際協力NGOです。支援が届きにくい子どもたちや学校の支援を中心に、日本の学生に現地ボランティアの機会を提供することで、日本とミャンマーをつなぐ活動も行っています。
なぜこの課題に取り組むか



LtoCが活動する、ミャンマーと国境を接するタイの国境地域には、土地を追われたミャンマーの難民や、弱い立場に置かれた移民の人々が多く暮らしています。2021年のミャンマーのクーデター以降、その数はさらに増え続けています。
私たちは、その中でも特に支援が届きにくい人たちを対象に活動しています。
支援金の使い道



LtoCの主な活動内容
① 子どもの教育支援
ミャンマーと国境を接するタイ・ターク県には、約60校の移民学校(Migrant Learning Center / MLC)があります。
これらは、タイ教育省により非公式の教育機関として位置づけられており、貧困や紛争などの理由で国境を越えてきたミャンマーの子どもたちが通っています。
私たちは、MLCとして未認可 であるものの、同じようにミャンマーの子どもたちに教育機会と居場所を提供している移民学校を支援しています。
未認可校は、公的支援の対象から外れやすく、支援者の目にもとまりにくいという課題を抱えています。
※Syncableでいただいたご寄付は、すべてこの①の活動に大切に使わせていただきます。
② 遠隔地の孤立世帯支援
ミャンマーとタイの主要な越境地点のひとつは、タイ・ターク県のメーソートという町です。
メーソート以外にも、厳しい状況で暮らすミャンマーの人々が多くいますが、遠隔地には支援が十分に届いていないのが現状です。
そこでLtoCでは、支援が届きにくい遠隔地域 を対象に、親元を離れて暮らすミャンマーの難民の子どもたち、そしてその子どもたちを支える人々への支援を行っています。
③ 日本の大学生に現地ボランティアの機会を提供
コロナ禍やクーデターの影響でミャンマーに行けなかった日本の学生に対し、LtoCは、タイの国境地域に住むミャンマーの人々と共に暮らしながら、支援先の移民学校でボランティアを行う機会を提供しています。
これまでに、東京外国語大学と大阪大学のビルマ語専攻の学部生 計2名が渡航し、現地での活動を終えて無事帰国しています。
現在は、現地の情勢を踏まえて紹介を一時停止していますが、帰国後も現地に関するイベントの開催など、日本での活動において学生メンバーが大活躍しています。
* noteで活動報告や現地ボランティアを行う学生の奮闘記をお届けしています。ぜひご覧ください。⇨ https://note.com/ltoc

